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「誰も満足していない」7シーズンぶりCL出場確定のアーセナル、アルテタ監督は達成感がありながらも優勝諦めず「まずは明日勝つ」

超ワールドサッカー / 2023年5月2日 17時45分

写真:Getty Images

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、チームの現状について言及。2つのやるべきことに言及した。クラブ公式サイトが伝えた。

プレミアリーグで19年ぶりの優勝を目指すアーセナル。首位をひた走ってきた中、チームを支えてきた選手が負傷離脱。その影響もあり、4月に入って大失速。リバプール、ウェストハムには2点差を追い付かれての2試合連続ドロー、最下位サウサンプトンにはミスから2点のリードを許した中、なんとか追いついてドローと3試合連続引き分けに終わり、2位マンチェスター・シティとの差がみるみる縮まっていった。

アーセナルとは対称的に、近年のプレミアリーグで優勝や優勝争いを何度もしてきたシティは6連勝を納めている状況。その中で迎えた直接対決では、圧倒的な実力差を見せつけられてしまいアーセナルは4-1で完敗。暫定首位は守った中、優勝はかなり厳しい状況に追い込まれてしまった。

シティは先に試合を行ったことで順位表で2位に転落したアーセナル。4戦未勝利と大事な時期に苦しみ続けるチームだが、アルテタ監督はより深刻なチーム状態のチェルシー戦を前にやるべきことがあるとした。

「明日勝つ。それが我々がしなければならないことだ。取り巻く失望とスピリットの中で、我々は2つのことをしなければならない」

「1つ目は、これまで達成するのが難しかったチャンピオンズリーグへ戻るため、クラブの周りにいる多くの人々が何をしてくれたのかを理解することだ」

「多くの人が、シーズンの最初にこの達成をとても楽観視していたわけではない。多くの人が達成するために行ってきた良い仕事を、改めて認識する必要がある」

「2つ目は、私が最も気に入っている部分だが、残り6試合でそれを達成していても誰も満足していないことだ」

「このクラブでは10年以上起こらなかったことだ。ただ、誰も満足せずに、より多くのことを望んでいる」

「クラブ全体が一貫して最高のものであることを望んでいる。それが我々に必要なメンタリティであり、ここ数日で最も気に入ったことだ」

そもそも、ここ数年は優勝争いどころかトップ4フィニッシュもなかったアーセナル。この時点で来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場が決定していることすら大きな功績なのだが、やはり目の前にあったタイトルは誰でも欲しいもの。それを貪欲に目指せるメンタリティが、ファン・サポーターだけでなく選手たちにもあることを誇りに思っているようだ。

「我々が達成するのが難しかったことを達成し、まだプレミアリーグの優勝ができなくなったわけではない。残り5試合で、まだ多くのことが起こるだろう」

「我々がしなければならないことは、先週起こったことを忘れ、そこから学び、次のホームでのロンドンダービーに向けて、しっかりと事態を収拾することだ」

まずはチェルシー戦の勝利。シティの消化試合が少ないため、最後まで何が起こるかは不透明だが、自滅はもう終わりにしたいところだ。

ちなみにアーセナルは247日間首位を維持したという。アルテタ監督は「明日は248日にしたい。明日勝って、またトップになりたい」とコメント。アーセナルが本当の正念場を迎えている。

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