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名古屋が藤井の劇的弾でドローに持ち込む、首位神戸はラストプレーで痛恨の失点【明治安田J1第11節】

超ワールドサッカー / 2023年5月3日 17時25分

明治安田生命J1リーグ第11節、名古屋グランパスvsヴィッセル神戸が3日に豊田スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。

前節、横浜F・マリノスとの対戦を1-1で終えた3位名古屋。その試合から布陣は[3-4-2-1]のまま変わらず、前節ベンチスタートとなったキャスパー・ユンカーが先発に復帰した。

一方、前節に湘南ベルマーレを2-0で下し、首位キープに成功した神戸はその試合から大崎、佐々木に代えて齊藤、井出が先発。システムは大迫を1トップに据えた[4-3-3]を敷いている。

首位と3位による上位対決となった一戦。先に主導権を握った神戸は大迫、武藤を中心にゴールを脅かす。10分、左サイドでボールを受けた汰木が右足でクロスを入れると、ボックス内中央の大迫が巧みなヘディングシュートをゴールに流し込み、神戸が先制した。

いきなりプランの崩れた名古屋はユンカーやマテウスにボールを預けようとするが、相手のプレッシャーもあり、思うような前進ができず。逆に23分には右サイドのクロスに合わせた武藤がボレーシュートを狙うなど、神戸の時間帯が続いた。

それでも、徐々にペースを掴んだ名古屋は33分、右サイドを攻め上がった森下のクロスから永井がミドルシュートを叩き込む。しかし、これはオフサイドポジションにいたユンカーがGK前川の視界を遮ったとして、ゴールは取り消しになった。

45分には右サイドで得たFKをマテウスがぶれ玉で直接狙うも、GK前川が冷静に対処。名古屋はリーグ最少失点を誇る神戸の守備を崩せず、ハーフタイムに入った。

互いに激しいコンタクトが続く立ち上がりとなった後半、先にチャンスを作ったのは神戸。52分に左サイドの汰木が裏に抜けると、クロスに走りこんできた大迫が合わせたがこれは枠の上に外れた。

前半に続き、神戸が主導権を握る展開になると、60分に後方からのロングボールにボックス手前で武藤が競い勝ち、裏に抜け出した大迫がボックス内左からマイナスのクロス。走りこんできた佐々木が冷静にシュートを流し込み、大きな追加点を決めた。

中々チャンスを作れずにいた名古屋は73分、右サイドからのクロスはクリアされたものの、ボックス手前でこぼれ球を拾ったマテウスが強烈なミドル。GK前川が好セーブで防いだが、ボックス内のユンカーがすかさず詰めて1点を返した。

終盤にかけて5バックにシフトして試合を終わらせにかかった神戸だが、終了間際に齊藤が2枚目のイエローカードを受けて退場。数的有利に立った名古屋は90+8分、ロングボールを神戸がクリアしきれずにもたつくと、こぼれ球を拾った藤井が冷静なフェイントで相手をかわし、豪快な同点ゴールを叩き込んだ。

ラストプレーで追いついた名古屋は4万人以上の観客が集ったホームスタジアムで貴重な勝ち点1を獲得。一方の神戸はあと一歩のところで勝利を逃す痛恨のドローとなった。

名古屋グランパス2-2 ヴィッセル神戸
【名古屋】
キャスパー・ユンカー(後28)
藤井陽也(後45+8)
【神戸】
大迫勇也(前11)
佐々木大樹(後15)

【動画】まさにラストプレー!日本代表CB藤井陽也が劇的同点ゴール!






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