チャルハノールのスーパーミドルにジェコ&ラウタロがドッピエッタ、インテルが6発圧勝《セリエA》

写真：Getty Images

インテルは3日、セリエA第33節でヴェローナとのアウェイ戦に臨み、6-0で圧勝した。

前節ラツィオ戦では途中出場のラウタロ&ゴセンス弾で逆転勝利とした4位インテル(勝ち点57)は、5位ミラン、6位ローマと同勝ち点で並ぶ中、バレッラやバストーニ、GKオナナらをベンチスタートとし、ラウタロとジェコの2トップで臨んだ。

18位ヴェローナ(勝ち点27)に対し、インテルがボールを持つ流れで立ち上がった中、19分にピンチ。ボックス左に侵入されたヴェルディにGKハンダノビッチ強襲のシュートを打たれた。

攻めあぐねていたインテルだったが、27分に先制のチャンス。FKからジェコのヘディングシュートがGKを強襲。さらにそのプレーで得たCKからダンブロージオのヘディングシュートが枠を捉えるも、GKモンティポの好守に阻まれた。

それでも31分、インテルが押し切る。右サイドのショートコーナーからディマルコのクロスがガイチのオウンゴールを誘った。

ゴールをこじ開けたインテルは37分、スーパーゴールで加点。バイタルエリア中央でボールを持ったチャルハノールが約30mの位置から右足を振り抜くと、ゴール左上に強烈なシュートが突き刺さった。

そして1分後、ショートカウンターからラウタロのラストパスを受けたジェコがシュートを決めきり一気に3-0として前半を終えた。

迎えた後半、55分にショートカウンターに転じた流れからラウタロがループシュートを決めたインテルは、61分にはジェコがドッピエッタとなるコントロールシュートを決めて5点目。

さらに追加タイムにラウタロもドッピエッタとなる2点目を決めて6発圧勝としたインテルが、今節勝ち点を落としたローマ、ミランとの勝ち点差を広げている。