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主力ベンチスタートのミラン、2戦連続後半AT弾も格下クレモネーゼにドロー《セリエA》

超ワールドサッカー / 2023年5月4日 6時13分

写真:Getty Images

ミランは3日、セリエA第33節でクレモネーゼをホームに迎え、1-1で引き分けた。

前節ローマ戦では後半追加タイムのサーレマーケルス弾で引き分けに持ち込んだ5位ミラン(勝ち点57)は、4位インテル、6位ローマと同勝ち点で並ぶ中、ジルーやレオン、トナーリにテオ・エルナンデスら主力がベンチスタートとなった。

19位クレモネーゼ(勝ち点20)に対し、最前線にデ・ケテラエル、2列目に右からサーレマーケルス、ブラヒム・ディアス、オリジと並べたミランがボールを持つ展開で推移。

すると11分に先制しかける。カルルのロングフィードを受けたサーレマーケルスがGKとの一対一を制したが、VARが入ってオフサイドとなりノーゴールに。

17分にはドリブルで持ち上がったオリジがボックス左からオンターゲットのシュートを放つも、GKカルネゼッキのセーブに阻まれた。さらに21分には相手のバックパスをカットしたデ・ケテラエルがGKと一対一となったが、カルネゼッキの飛び出しに阻止されシュートを打ちきれない。

前半半ば以降は膠着状態に陥り、クレモネーゼの前に好機を作れなかったミランは前半のうちにゴールをこじ開けられず0-0で前半を終えた。

迎えた後半、ミランは60分に決定機。ブラヒム・ディアスのチャンスメークからサーレマーケルスのリターンクロスをブラヒム・ディアスがヘディングで合わせたが、ゴール至近距離からのシュートは枠を捉えきれなかった。

その後、オリジとデ・ケテラエルを諦めてジルーとレオンを投入したミランだったが、チャンスを作れずにいると、77分に失点。チャウとカルルがオケレケの単騎突破を止められずシュートを決め切られた。

追う展開となったミランはレオンとジルーを投入。終盤にかけても攻めあぐね、そのまま敗戦するかに思われたが、追加タイム3分に追いつく。

ボックス右ぎりぎりの位置で得たFKをメシアスが鋭い弾道のキックでゴール方向へ蹴り込むと、そのままネットに吸い込まれた。

しかし勝ち越しゴールを奪うには至らず1-1でタイムアップ。格下相手に引き分けに終わり、4位インテルとの勝ち点差を2に広げられている。

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