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満身創痍ローマが痛恨ドローで7位転落…2位ラツィオが連敗ストップでナポリ優勝は4日以降に《セリエA》

超ワールドサッカー / 2023年5月4日 6時37分

写真:Getty Images

セリエA第33節、モンツァvsローマが3日にU-POWERスタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。

前節、ミランとのビッグマッチを土壇場の失点で勝ち切れずに6位に転落したローマ。次節に同勝ち点で並ぶ4位のインテルとの直接対決を控える中、リーグ3連勝中の10位モンツァとのアウェイゲームに臨んだ。

3試合ぶりの白星を目指すモウリーニョ監督は、ミラン戦から先発4人を変更。今季絶望のクンブラ、サスペンションのマティッチと軽傷を抱えるベロッティ、スピナッツォーラに代えてザレフスキ、エル・シャーラウィ、ボーヴェ、ソルバッケンを起用した。

開始直後にチェリクのバックパスのミスからモタにいきなり決定機を許すバタバタした入りとなったローマ。

それでも、時間の経過と共に試合を落ち着かせることに成功すると、流れの中では決定機まで至らないが、得意のセットプレーからクリスタンテらのシュートで相手ゴールに迫る。さらに、22分にはスムーズなパスワークからボックス左角でカットインしたザレフスキが流れの中からも惜しいシュートを放った。

すると、24分には相手GKからのリスタートの場面でエイブラハムがボックス内でGKディ・グレゴリオに圧力をかけてボールロストを誘発。これに反応したエル・シャーラウィの最初のシュートはDFのゴールカバーに遭うが、撥ね返りを冷静にゴールネットへ流し込んだ。

相手の信じがたいミスから先手を奪ったローマは、以降も危なげなくゲームをコントロール。だが、追加点を奪い切れないでいると、前半終盤の39分には自陣左サイドで与えたFKの場面でキッカーのロベッラがファーに落としたボールにフリーで反応したカルディローラに見事なダイレクトボレーで合わせられ、同点に追いつかれた。

結局、1-1のイーブンで試合を折り返したモウリーニョのチーム。前半同様に後半立ち上がりは相手の勢いを受け止める形となったが、より勝ち点3が必要なチームは徐々に前へ出ていく。

61分にはザレフスキとソルバッケンを下げてスピナッツォーラとマディ・カマラを同時投入したが、負傷者が深刻化するチームではエル・シャーラウィが負傷。ヴォルパートのスクランブル投入を余儀なくされる。

主力不在とはいえ、何とか勝ち切りたいローマだが、過密日程の影響で後半終盤は完全にパワーダウン。引き分けを良しとするホームチームにうまくゲームをコントロールされてしまい、時間だけが過ぎていく。

後半アディショナルタイムには得意のセットプレーからゴール前で完全に競り勝ったイバニェスにビッグチャンスも、枠の左を捉えたヘディングシュートはGKの好守に阻まれ、万事休す。試合終了間際にはチェリクが続けてカードをもらって退場となるアクシデントにも見舞われた苦境のジャッロロッシは、痛恨の2試合連続ドローで7位に転落した。

また、同日行われたラツィオvsサッスオーロは、ホームのラツィオが2-0で勝利した。

前節、インテルとの強豪対決に敗れて連敗中の2位のラツィオは、引き分け以下で首位ナポリの33年ぶりのスクデットが決定するという条件の中で11位のサッスオーロとのホームゲームに臨んだ。

立ち上がりから攻勢を仕掛けたホームチームは7分のインモービレのゴールはオフサイドで取り消されたが、14分にはマルコス・アントニオのフィードに抜け出したフェリペ・アンデルソンのゴールで先制に成功した。

その後、前半終盤に右ハムストリングを痛めたベシーノの負傷交代というアクシデントこそあったものの、危なげない試合運びで試合を折り返した。

後半は相手の攻勢を受ける展開となった中、メンバーを入れ替えながら何とかリードを保つと、試合終了間際の92分にはロングカウンターからザッカーニのプレゼントパスをバシッチが冷静に流し込み、値千金のセリエA初ゴールとした。

これで勝利を決定付けたサッリのチームは連敗をストップすると共に、翌日にウディネーゼ戦を控えるナポリのこのタイミングでの優勝を阻止している。

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