ヴァランの今季はまだ終わっておらず？ テン・ハグ「マクトミネイよりも復帰に近い」

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が負傷者の最新情報を共有した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

ヨーロッパリーグ(EL)の戦いこそベスト8に終わったものの、タイトルのカラバオカップに続いて、FAカップの決勝に勝ち進み、プレミアリーグでもトップ4フィニッシュにまい進するユナイテッド。そこで気がかりなのが負傷者の状況だ。

今季終了組を除くと、再注目なのが最終ラインの軸であるラファエル・ヴァランだ。シーズン終了説も浮かぶ30歳のセンターバックだが、テン・ハグ監督によると、同じく離脱中のスコット・マクトミネイよりも今季中の復帰が見込めるという。

「今のところ、スコットよりもラファの方が(復帰に)近い。今後の2試合(ブライトン＆ホーヴ・アルビオン戦とウェストハム戦)にもまだ出られないがね」

また、つい先日に2028年までの新契約を結び、今年3月中旬のケガから練習に合流したアレハンドロ・ガルナチョにも言及。4日に行われる第28節延期分のブライトン戦で復帰の可能性が取り沙汰されてもいたが、「まだ早い」と慎重を期している。

「1回のトレーニングをしたが、起用できるようになるにはまだ早すぎる。まだ数回のトレーニングが必要だ。そうなれば、使えるようになるだろう」

また、暫定8位につける難敵ブライトンとのFAカップ準決勝に続く再戦については「トップスポーツに携わる者なら誰でも、やられたらやり返したいと思うもの」と語り、残り6試合を全勝でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を収めたいと続けた。

「彼らは倒そうと大きなモチベーションを抱いていることだろうが、我々もそれに匹敵、あるいはそれ以上でいかなければならない。試合に勝つ上で彼ら以上にハングリーさと意欲を持つこと。それが明日に向けた言葉だ」

「残り6試合はいずれも勝ちたい。だから、集中力、エネルギー、そして準備も万全でないといけないし、明日は間違いなく戦いになる。我々がCLに出たいのは明白。そのために戦っているわけで、集中すべき唯一のことだ」

「FAカップの決勝はシーズンが終わった後のことだしね」