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「ここまでの出場時間がもう少し長かったら…」出番の少ないフィリップスについてペップが言及

超ワールドサッカー / 2023年5月6日 19時15分

写真:Getty Images

マンチェスター・シティ1年目のイングランド代表MFカルヴァン・フィリップスは難しいシーズンを送っているが、挽回できる可能性もまだ残されていそうだ。ジョゼップ・グアルディオラ監督が練習態度を評価している。

昨夏リーズ・ユナイテッドからシティへと移籍したフィリップス。シーズン序盤に肩の手術で2カ月ほど戦線離脱したことも痛かったが、何よりスペイン代表MFロドリの牙城が高く、最近ではイングランド代表DFジョン・ストーンズが中盤の仕事をこなすことも多くなった。そのためフィリップスは今季プレミアリーグで未だ先発出場の機会を得ることができていない。

残り1カ月、シティはタイトルを懸けて戦っていく状況にあるため、今季中にフィリップスの出番が増える可能性は低いと考えられる。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、一部では今夏のシティ退団も噂されているようだが、グアルディオラ監督はフィリップスについて言及した。

「カルヴァンはいろいろな面で重要な役割を担ってきたが、あまりピッチには立っていない。いくつかの点において、もう少し適応する必要があるが、来シーズンどうなるか今は1秒たりとも心配していない。シーズンが終わればわかることだ。選手たちと話し合うことになる」

「選手たちからすれば、『もっと出場時間を増やしたい』とか、『現状に満足していない』ということもあるかもしれない。でも今は何も議論するつもりはない。誰もが重要な存在になりうるし、まだ試合はたくさんある。日を追うにつれ、彼らの疲れは溜まっている」

「カルヴァンについて文句を言うつもりはないが、あまりプレーしていなければリズムを掴むのは難しい。ジョン(・ストーンズ)とは7年、ロドリとは数年(4年)一緒に過ごしている。『ここやあそこに動いてほしい』といったちょっとしたディティールに関して、私は彼らに何も言う必要がない」

「カルヴァンのここまでの出場時間がもう少し長かったら、そういったリズムを掴むこともできていたかもしれないが、ロドリの調子が非常に良かった。彼らがこなす役割はとても重要で、だからこそ出場時間が足りないとそのサイクルを回すのが難しくなる。でもカルヴァンは常に注意を払っているし、そのサイクルを回そうといつだって柔軟な態度でトレーニングセッションに臨んでいる」

シティに馴染もうと努力を続けているというフィリップス。グアルディオラ監督はしっかりとその態度を見ているようだが、来シーズンを含めてチームの力になるための努力を続ければいずれチャンスは訪れそうだ。

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