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広島が後半3発で福岡に勝利! ソティリウ同点弾皮切りにOGで逆転、最後は川村のゴールで締めくくり【明治安田J1第12節】

超ワールドサッカー / 2023年5月7日 15時5分

写真:©︎J.LEAGUE

7日、明治安田生命J1リーグ第12節のサンフレッチェ広島vsアビスパ福岡がエディオンスタジアム広島で行われ、ホームの広島が3-1で逆転勝利を収めた。

4位の広島はセレッソ大阪と対戦した第10節以来、今節が1週間ぶりのゲームに。C大阪戦はドウグラス・ヴィエイラの後半アディショナルタイム劇的決勝ゴールで1-0と勝利している。対する5位の福岡もFC東京と対戦した第11節は山岸の1発で1-0と勝利。今節はどちらも2連勝を目指す一戦だ。

勝てば記念すべきJ1通算100勝となる福岡は、今シーズンから加入の佐藤がJ1初スタメンに。東京ヴェルディに在籍していた昨シーズンまでの2年間でJ2通算26ゴールを叩き出したストライカーの働きに期待がかかる。

立ち上がりからこう着した展開が続いたなか、広島にアクシデント。小田の激しいタックルを受けた満田が一度はプレーを続行するも、20分すぎにピッチに座り込んでしまい、越道との交代を余儀なくされてしまった。攻撃の核を失ったホームチームは先制点を与えてしまう。

30分、福岡は紺野の左足強烈ボレーが広島の荒木にブロックされるも、こぼれ球を回収して二次攻撃を展開。右サイドに開いた紺野が左足でクロスを上げると、ゴール前へ走り込んだ山岸がヘディングで合わせる。広島のGK大迫が一歩も動けない会心の一撃がゴール右隅に突き刺さった。

前半の福岡は、ピッチ各所でのハイプレスで広島の攻撃を封じ、ポゼッションも支配。後半の追加点に期待を抱かせた。対する広島は野津田を中盤の底に配置した[3-1-4-2]がうまく機能せず。何本か惜しいミドルシュートがあったが、ゴール前で決定的なチャンスを作るには至らなかった。

1点を追いかける広島はハーフタイムに2枚替え。野津田、ナッシム・ベン・カリファを下げ、古巣対戦となる志知、エゼキエウを投入する。これによってシステムも戦い慣れた[3-4-2-1]に変更したが、スキッぺ監督の積極采配は後半開始早々にいきなり功を奏する。

50分、広島は最終ラインからビルドアップを開始し、GK大迫、川村、東を経由して右サイドの越道へ。越道がワントラップからアーリークロスを上げると、ボックス内のニアへ走り込んだピエロス・ソティリウが福岡の山岸に負けじと力強いヘディング弾を叩き込んだ。ソティリウはリーグ戦7試合ぶりのスタメンで今シーズン初ゴールとなった。

前半と打って変わって勢いが出てきた広島はセットプレーから試合をひっくり返す。72分、右サイドでFKを獲得すると、左利きの東がインスイングのクロスをゴール前へ供給。この一戦でリーグ戦通算300試合出場を達成した佐々木が福岡の山岸と競り合い、最後は山岸のオウンゴールとなった。

前半の攻勢から一転、逆転を許した福岡は75分、81分に相次いで2枚替え。ジョーカー的存在のウェリントンや田中らを投入する。雨でスリッピーなピッチ状況も手伝い、時計の針が進むにつれてオープンな展開となったが、広島の11人は集中を切らさず、福岡の反撃を凌いでいく。

そんななかで広島に追加点。89分、自陣で福岡の攻撃をシャットアウトしてカウンターを発動すると、川村が福岡陣内までドリブルで運び、エゼキエウとのパス交換からボックス内に侵入する。最後はエゼキエウからの折り返しに対し、左足ダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺した。

結局、前半は劣勢を強いられながらも、後半の3ゴールで逆転した広島が3-1で勝利。C大阪戦に続く2連勝となった。福岡としては、前半のうちに追加点を奪えなかったことが響く敗戦となった。

サンフレッチェ広島 3-1 アビスパ福岡
【広島】
ピエロス・ソティリウ(後5)
オウンゴール(後27)
川村拓夢(後44)
【福岡】
山岸祐也(前30)

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