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ドイツ2部の監督がマジョルカ島で強姦容疑…2日間拘束も保釈、「合意の上だった」と主張

超ワールドサッカー / 2023年5月26日 18時50分

写真:Getty Images

強姦容疑で拘束されていたパーダーボルンのルーカス・クワスニオク監督(41)が無事に釈放された。

22日、クワスニオク監督がスペインのマジョルカ島で拘束。クラブはその旨を報告しており、監督がトレーニングに不在になることを発表していた。

25日には無事に釈放されたことを発表していたが、大きな事件が起きていたという。

ドイツ『ビルト』によると、カラ・ラトハダのホテルの部屋で事件は発生。捜査関係者の話によると、25歳の女性がクワスニオク監督からレイプ被害に遭ったと主張しているという。

女性はカラ・ラトハダのビーチでクワスニオク監督と出会い、一緒にホテルの部屋に行ったとのことだ。

『ビルト』の報告によると、女性は「性行為はしたくなかった」と警察に訴えているとのこと。クワスニオク監督は性的な接触を認めているものの、全て合意の上だったと主張。女性はホテルのフロントに連絡し、その後警察に通報されたという。なお、クワスニオク監督は抵抗することなく、逮捕に応じたという。

ただ、24日に釈放が決定。保釈金や条件などはなく、25日にドイツへと戻ることを許可されたという。

スペインでは、こうした性犯罪に関しては裁判所がパスポートの没収や保釈金の支払いを命じることが一般的。一部の容疑者は、捜査が終了するまで拘留されることもある。

なお、無罪放免ということではなく、捜査はこの後も続くとのこと。証拠があるかどうかを十分に判断し、裁判を行うかが決定するとされ、通常は1年ほどかかるとされている。

チームは20日に行われたアルミニア・ビーフェルト戦後に3日間の休養が与えられ、クワスニオク監督はマジョルカへと向かったという。

クラブは「我々にとって推定無罪はまだ適用されている」とコメント。「迅速な釈放は、それ自体を物語っている。我々は起こったことの大枠全体を見守りながら、手続きの結果を待ち、通常業務を続けていく」と、捜査の結果が出るまで通常に戻るとした。

パーダーボルンは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で5位。1部昇格の可能性はなくなった中、今回の件を受け、家族と共にこの出来事を処理するために最終戦のニュルンベルク戦はベンチに入らないことがクラブから正式発表されている。



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