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【ブンデス最終節プレビュー】運命の最終節、ドルトムント11季ぶりの王座奪還なるか

超ワールドサッカー / 2023年5月27日 7時30分

写真:Getty Images

前節は11連覇へ最後の関門と思われたライプツィヒとの上位対決を痛恨の逆転負けで落としたバイエルンが首位陥落。そしてドルトムントが苦手のアウェイ戦を克服してアウグスブルクに快勝し、11季ぶりの王座奪還に王手をかけた。迎える最終節、首位ドルトムント(勝ち点70)は9位マインツ(勝ち点45)とのホーム戦に臨む。

ドルトムントは前節、10人となったアウグスブルク相手にFWアラーのドッペルパックなど後半の3発で退けて勝利。最終節を前にバイエルンをかわして首位に浮上し、悲願の優勝を目前とした。大きなプレッシャーのかかるマインツ戦、欧州カップ戦や残留争いに絡んでいない相手に対し、ドルトムントは勝利を掴み、長らく続いたバイエルン王朝時代に終止符を打てるか。

一方、痛恨の敗戦で2位に後退したバイエルン(勝ち点68)は、10位ケルン(勝ち点42)と対戦。ライプツィヒ戦では後半に崩れて2つのPK献上などで1-3の逆転負けとなった。前々節シャルケ戦ではトゥヘル体制後最高の試合を演じたが、大一番で再び不安定な姿を露呈してしまった。他力本願となるが、勝利してドルトムントが躓くのを期待するのみだ。

続いて日本人所属の3クラブが絡んでいる残留争い。まずは降格圏に沈む17位シャルケ(勝ち点31)。シャルケは前節、DF吉田がベンチ外となった中、フランクフルトに追いつき2-2のドロー。しかしシュツットガルトが勝利したことで降格圏に沈んでしまった。そのシャルケは前節バイエルンに勝利してチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を決めた3位ライプツィヒ(勝ち点63)と対戦する。吉田はベンチスタート予想だが、1年での2部降格を避けられるか。

続いて残留プレーオフに回らなければならない16位に位置するボーフム(勝ち点32)。ボーフムは前節、最下位ヘルタ・ベルリン相手に後半追加タイム弾で辛くもドロー。土壇場弾でヘルタを降格に追いやった。そのボーフムは6位レバークーゼン(勝ち点50)と対戦。レバークーゼンが欧州カップ戦出場を争っているため厳しい試合になること必至だが、勝ち点を積み上げられるか。ヘルタ戦では2つほど相手GKのファインセーブでゴールを逃したFW浅野は引き続き先発予想だ。

そしてMF遠藤のゴールなどでマインツに快勝とし、残留圏に浮上した15位シュツットガルト(勝ち点32)は、13位ホッフェンハイム(勝ち点35)と対戦。得失点差の関係から残留を確実としている相手に対し、モチベーションで上回るシュツットガルトは勝利できるか。主将としてチームを牽引する遠藤が昨季に続きチームを残留に導けるかに注目だ。

そして4位ウニオン・ベルリンと同勝ち点で並ぶ5位フライブルク(勝ち点59)は、8位フランクフルト(勝ち点47)と対戦。前節ヴォルフスブルク戦では途中出場のDFギュンダー&FWペテルゼン弾で久々の勝利としたフライブルクは公式戦連敗を3でストップした。今季をもって引退するペテルゼンに感動的な今季初ゴールが生まれて勢いに乗った中、フランクフルト戦でも複数得点をマークしてウニオンとの得失点差4をいかに埋められるか。

一方、MF鎌田の2戦連発弾が生まれたフランクフルト。こちらは来週行われるDFBポカール決勝ライプツィヒ戦に向けてチーム状態をさらに上げたいところ。3戦連発を狙う鎌田が二桁ゴールに乗せられるかにも注目だ。

◆ブンデスリーガ最終節
▽5/27(土)
《22:30》
シュツットガルトvsホッフェンハイム
ボーフムvsレバークーゼン
ヴォルフスブルクvsヘルタ・ベルリン
フランクフルトvsフライブルク
ボルシアMGvsアウグスブルク
ケルンvsバイエルン
ウニオン・ベルリンvsブレーメン
ライプツィヒvsシャルケ
ドルトムントvsマインツ

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