「これでトレブルの話ができる」 シティ指揮官ペップが宿敵とのFA杯優勝で2冠目！ ギュンドアン＆ストーンズにも賛辞

写真：Getty Images

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が胸を張った。

今季のプレミアリーグを3連覇で飾り、チャンピオンズリーグ(CL)決勝も残すシティ。3日にマンチェスター・ユナイテッドとのFAカップ決勝を2-1で制し、4季ぶり7度目の優勝を決めた。

決勝では史上初のマンチェスター・ダービーで競り勝ち、見事に2冠達成のグアルディオラ監督はイギリス『BBC』でトレブルに望みを繋いだ結果、そして内容にも満足感を示している。

「これでようやくトレブルの話ができるようになったよ。もちろん、CLを勝たないといけないがね。街とファンのためにとても良いパフォーマンスがやれた」

「相手はマンツーマンできっちりとついてくるし、あんなに狭く守ってくるのは予想外だったよ。後半に入り、よりスペースを見つけられるようになったがね」

また、「明日、明後日は休みだ」とCL決勝のインテル戦に向かうにあたり、小休憩に入ると語った指揮官はFAカップのタイトルを手にした喜びを噛みしめた。

「今日は我々にとって、とても重要だった。FAカップはとても素敵だ。私はバルセロナのファンだが、このクラブのことを生涯にわたって愛し続けるだろう

「今日はお隣さんとの対戦だったし、ファンのみんなに楽しんでもらえるような良いプレゼントができたと思う」

そして、開始13秒弾を含む2ゴールのイルカイ・ギュンドアンと神出鬼没な立ち回りで異彩を放ったジョン・ストーンズの働きにも触れている。

「彼(ギュンドアン)はなんというシーズンを過ごしたのだろうね。技術はさることながら、メンタリティもあった。大舞台でも親善試合のようにプレーし、プレッシャーに対処できてしまうんだ」

「(ストーンズは)信じられないような選手さ。彼は最近、とても良いプレーをしているから、ああいった類のプレー機会を与えた。どの選手も素晴らしかったが、彼はパス出しのクオリティがあり、攻撃的なポジションでコントロールもできる」