エイブラハム長期離脱のローマ、地元出身のスカマッカ獲得を検討？

写真：Getty Images

ローマがウェストハムのイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ(24)に関心を抱いているようだ。

ローマはジョゼ・モウリーニョ監督の下で主軸に定着していたイングランド代表FWタミー・エイブラハムが、セリエA最終節のスペツィア戦で負傷。検査の結果、左ヒザの前十字じん帯断裂と診断され、新シーズンも多くの試合で欠場することが予想される。

これを受けて、ローマは今夏に代役となるストライカーの確保が急務に。イタリア『スカイ・スポーツ』によると、クラブはスカマッカへの関心を強めているとのことだ。

ローマの下部組織に所属していた過去を持つスカマッカは、昨夏にサッスオーロからウェストハムに加入。エース候補として期待が寄せられていたが、プレミアリーグでは負傷の影響もあって第20節のウォルバーハンプトン戦を最後に出場はなく、16試合の出場にとどまった。

それでも、ローマは昨シーズンにサッスオーロで公式戦16ゴールを記録したスカマッカを依然として高く評価しており、オファーを準備している模様だ。

ローマはアルジェリア代表MFフセム・アワール(24)の加入が決定的になったほか、フランクフルトのフランス人DFエヴァン・エンディカ(23)やレスター・シティのベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス(26)のフリーでの獲得も狙っており、積極的な夏になることが予想される。