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ベンゼマ加入のアル・イテハド、ヌーノ監督が教え子・モウティーニョの獲得も目指す

超ワールドサッカー / 2023年6月10日 22時10分

写真:Getty Images

サウジアラビアに再び選手が流出する可能性がありそうだ。

昨年末にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをアル・ナスルが獲得し、話題を集めていたサウジアラビア。今夏はレアル・マドリーを電撃退団した元フランス代表FWカリム・ベンゼマがアル・イテハドに加入することが決まった。

2030年のワールドカップ招致を目指すサウジアラビアは、ヨーロッパでプレーしているスター選手を集めることに躍起になっており、数多くの巨額オファーが準備されていると連日報じられている。

噂に上がる選手が全て移籍するとなれば、大きな注目を集めることになる中、新たな候補者が浮上した。

移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ウォルバーハンプトンを退団した元ポルトガル代表MFジョアン・モウティーニョ(36)が移籍する可能性があるようだ。

ポルトガル代表として146試合に出場し、クラブレベルではスポルティングCP、ポルト、モナコでもプレーしてきたモウティーニョ。中盤を支えるプレーメーカーとして高く評価されてきた。

今シーズンもプレミアリーグで31試合に出場するなど、一定のパフォーマンスを見せていたモウティーニョだが、契約満了とともに退団が決定。新天地は未定となっていた。

そのモウティーニョに興味を持っているのは、ベンゼマを獲得したアル・イテハド。かつてポルトやウォルバーハンプトン、トッテナムで指揮を執ったヌーノ・エスピリト・サント監督が率いており、良く知るモウティーニョをクラブに加えたいようだ。

目論見としては、ベンゼマをトップに配置し、モウティーニョとオファーを出しているチェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテを中盤に据えたいとのこと。ヨーロッパで実績を残す3人を一気に獲得し、チームのレベルを上げたいようだ。

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