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森保一監督、第二次政権での初勝利へ明日エルサルバドル戦「4-1-4-1をベースに」「思い切りプレーしてもらいたい」

超ワールドサッカー / 2023年6月14日 19時7分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2023に向けた活動3日目を迎えた。

6月はエルサルバドル代表(15日)、ペルー代表(20日)と2試合を戦う日本。3月に森保一監督の第二次政権となる活動がスタートしたが、ウルグアイ代表とコロンビア代表には勝つことができなかった。

新体制の初勝利を飾りたい今回の活動。試合前日となった3日目は試合会場の豊田スタジアムへと移動。トレーニング前に森保監督が試合前日の記者会見に臨んだ。

「まずは明日、エルサルバドルという非常に良い対戦相手とキリンチャレンジカップができることを楽しみにしていますし、我々がやってきた準備期間の中で、明日の試合に向けて最大限の力を発揮できるように、今日の練習を含めて準備していきたいと思います」

「明日の試合ではチャレンジするという部分。人やシステム、戦術的なところも含めて、勝利を目指しながらもチャレンジするところはしていきたいなと思います」

「エルサルバドルの皆さんに向けてですが、先般エルサルバドルのサッカースタジアムで多くの死傷者が出たというニュースを聞きました。本当にそのニュースを聞いたときに心が痛みましたし、犠牲になられた方にご冥福をお祈りすると共に、負傷された方々が少しでも元気に普段通りの生活ができるように、回復されることを願っています」

「明日の試合も、我々は日本のために、そしてエルサルバドルで亡くなられた方々にも想いを持って良い試合ができるようにということを考えております」

5月20日にエルサルバドルの首都であるサンサルバドルで発生した群衆事故についても言及した森保監督。第二次政権での初勝利の期待がかかる試合での選手起用についても言及した。

「今日の練習を見て最終的には決めたいとは思いますが、昨日の練習でやった形をベースに戦えるように準備していきたいと思っています」

「人については、今日の練習で決めたいと思いますが、基本的には昨日の練習の流れから、明日の試合に向けて戦術的にもメンバーを準備していきたいと思っています」

13日には15分間の公開予定が全公開に変更。ミニゲームでは様々な組み合わせを試していた。

ベースとなるシステムについても言及し、「明日の戦い方では、[4-1-4-1]にしたいと現段階では思っています。練習で考えが変わるかもしれないです」とコメント。「選手の持っている個々の良さを形の中で表していけるようにしていきたいです。どっちが優先かというと難しいですが、形で選手の良さを殺してしまわないように、選手の良さをなるべく出して戦っていきたいと思います」と語り、チームの型にはめるのではなく、選手の良さを生かした戦いを選択して、最大限のパフォーマンスを出せるようにしたいと語った。

エルサルバドルは堅い戦いをしてくる可能性が高い。日本は新たなビルドアップのやり方を再び試したいところだが、「明日の試合の展開で理想で言えば、相手が引いて守ってくるというよりは相手を押し込む展開にしたいです。その中で、攻撃も守備も優先順位を表現できればと思っています」とコメント。「攻撃であれば、相手にボールを持たれる時間を少なくはしたいですが、相手がボールを持つ時間は必ずくるので、我々はロスト瞬間にできるだけボールを早く回収して攻撃に繋げるという、素早く縦にゴールに向かうということは、優先順位を高くしてやりたいと思います」と、3月と変わらずに素早くゴールを奪いにいく戦い方は継続したいとした。

また「理想で言えば、押し込んだ展開の中、なかなか相手がスペースを与えてくれないと思いますので、ディフェンスラインからのビルドアップで厚みを持った攻撃をする。そこから背後を狙う。それができなければ、サイドに起点を作る。我々にはサイド、ウイングの選手に良い選手が揃っていますので、サイドに起点を作って崩していくということを優先順位をつけてやっていければと思います」と、ビルドアップもしっかりと継続しつつ、所属クラブでも結果を残している三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)や久保建英(レアル・ソシエダ)、伊東純也(スタッド・ランス)などの選手が揃うサイドも生かしたいとした。

加えて「まずはボールを奪った瞬間と、ボールを握ったときに縦にいけることができれば突破するということをやれればと思います。できなければ、サイドを使っていければと思います。ディフェンスラインで持ち出して、数的優位になるというところでは、トレーニングの中でも攻撃の部分においては色々と確認して、与えられた時間でトライするところは選手たちに理解してもらいたいので、明日は思い切りプレーしてもらいたいです。守備の部分も非常に大切になると思います」と、しっかりとトレーニングでパターンを確認し、試合で発揮してもらいたいと語った。

森保監督は同じ中米であり、カタール・ワールドカップ(W杯)でも対戦したコスタリカ代表を例に出し、「エルサルバドルをどう思われているかは分かりませんが、カタールW杯で我々が対戦したコスタリカと同等の力があると思っています」とコメント。「コスタリカの分析をしているときに、コスタリカとエルサルバドルの試合を見ましたが、拮抗した試合をしていて、非常に粘り強く守れるチーム、丁寧なサッカーをやるチームだという印象です。粘り強い守備と攻撃力を持っているというところでは、カウンターを受けないようにして攻め切るところと、攻めているときのバランスとリスク管理をしっかりとやれればと思います」と、相手の守備からのカウンターを警戒するとした。

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