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PSG行き望むリュカが今夏の退団意思をバイエルンに伝える

超ワールドサッカー / 2023年6月14日 17時6分

写真:Getty Images

バイエルンのフランス代表DFリュカ・エルナンデス(27)が、パリ・サンジェルマン(PSG)移籍に向け、クラブに対して退団の意思を伝えたようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。

バイエルンは現行契約が2024年に終了するリュカに対して、以前から契約延長を希望しており、2027年までの新たな3年契約を掲示していた。

しかし、ディフェンスラインの刷新を図っているPSGが数カ月前からリュカ獲得への動きを見せていた影響もあり、この延長交渉は難航していた。

報道によると、13日にバイエルンの首脳陣と去就に関する話し合いを行ったフランス代表DFは、この場で退団の意思を伝えたようだ。

PSGはリュカに対して、現在バイエルンで受け取っているとされる年俸1500万ユーロ(約22億6000万円)を上回る金額を提示し、個人間では概ね合意を取り付けている模様。その一方で、クラブ間の交渉においてはここまで公式なオファーを掲示していないという。

だが、今回リュカの意思を確認したことで、クラブは6000万ユーロ(約90億6000万円)+ボーナスという適切な条件のオファーが届いた場合、今夏の売却を容認する構えだ。

2019年夏にアトレティコ・マドリーから加わって以来、度重なるケガに苦しみながらも、主力の一人として4度のブンデスリーガ制覇やチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献してきたリュカ。

今季は昨年11月のカタール・ワールドカップ(W杯)で右ヒザの前十字じん帯を断裂した影響により、公式戦出場は11試合に。それでも、先月からチームの全体練習に復帰している。

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