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「戻ってくるのが目標の1つだった」2年ぶりに日本代表復帰の川辺駿、充実したスイスでの2年間も「次のステップに進まなければいけない時期かな」

超ワールドサッカー / 2023年6月15日 0時1分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2023に向けた活動3日目を迎えた。

6月はエルサルバドル代表(15日)、ペルー代表(20日)と2試合を戦う日本。3月に森保一監督の第二次政権となる活動がスタートしたが、ウルグアイ代表とコロンビア代表には勝つことができなかったため、この2試合での勝利を目指す。

試合会場の豊田スタジアムで前日練習が行われ、冒頭15分間がメディアに公開。選手たちはランニングやストレッチ、ロンドを行ったところで公開が終了した。

練習後、MF川辺駿(グラスホッパー)がメディア取材に応じた。

2021年3月に初招集を受けてデビューした川辺。しかし、2021年6月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を最後に招集されなくなった。

実に2年ぶりの日本代表となる中、今回招集を受けたことへの思いを語った。

「ずっとここに戻ってくるのが目標の1つでもあったので、ここに戻って来られて凄く嬉しいです」

川辺は、日本代表招集後の2021年6月にサンフレッチェ広島からグラスホッパーへと完全移籍。わずか半年後には、提携クラブのウォルバーハンプトンへ完全移籍し、レンタルという形でグラスホッパーでプレーを続けた。

労働許可証の問題もある中で、スイスでプレーを続けた川辺。今シーズンはスイス・スーパーリーグで33試合に出場し9ゴール8アシストと出色のパフォーマンスを見せていた。

今シーズンを振り返った川辺は「結果だけじゃなく、90分通して、シーズン通して良いプレーができたなというのは実感しています」とコメント。「次のステップに進まなければいけない時期かなとも思います」と、スイスでの挑戦から一歩踏み出したいと語った。

レンタル期間が終了し、ウォルバーハンプトンに戻ることになるが、イングランドでプレーできるかどうかは不透明。再びレンタル移籍で別のクラブに行く可能性もある。

ただ、スイスでの2年間のプレーには手応えがあるようで、「スイスでの活躍を見てもらって選んでもらったと思うので、重要な2年間だったなと思いますし、あらゆる面で成長したなと感じているので、行ってよかったです」とコメント。ヨーロッパでの挑戦が、プラスになっていると語った。


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