アストン・ビラがセビージャの敏腕SDモンチ氏を招へい、エメリ監督と再タッグ結成

写真：Getty Images

アストン・ビラは16日、セビージャのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるモンチ氏(54)をサッカー運営部門の最高責任者に任命したことを発表した。

ビラでは12日に最高経営責任者のクリスティアン・パースロー氏が辞任しており、そのポストをモンチ氏が引き継ぐ形になると見られている。

モンチ氏は2000年にセビージャのSDに就任すると、DFダニ・アウベスや、MFイバン・ラキティッチなどの優れた原石を発掘して、セビージャの発展に貢献。2013年から3年半にわたって現ビラ指揮官のウナイ・エメリ監督と共に働き、セビージャをヨーロッパリーグ(EL)3連覇に導いていた。

2017年夏からローマのSDに就任したものの、イタリアでは思うような結果を残せなかったこともあり、2年後にセビージャへ復帰していた。そして今季はセビージャのEL優勝に貢献していた。

今季のプレミアリーグを7位で終えたビラ。来季はヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場権を手にしているが、モンチ氏とエメリ監督がタッグを組み、欧州タイトルを目指すことになる。