鹿児島が終盤に勝ち越し2位キープ！ 岐阜とFC大阪はともに勝ち点を「21」に伸ばす【明治安田J3第14節】

18日、明治安田生命J3リーグ第14節の5試合が各地で行われた。

17日に白星をあげたカターレ富山(勝ち点27)、愛媛FC(勝ち点25)、松本山雅FC(勝ち点24)についていきたい鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点22)は、リーグ戦3連敗中と苦しむ6位のAC長野パルセイロ(勝ち点20)とアウェイで対戦した。

試合は長野のパスミスから動いた。28分、相手DFのバックパスをかっさらった五領がそのままシュートを流し込み、鹿児島が先制点をゲット。鹿児島の1点リードで試合を折り返す。

後半に入ると、長野が反撃に出る。65分の交代で流れを変えると、その4分後には今季リーグ戦初先発の安東がボックス外からミドルシュートを突き刺し、長野が同点に追いつく。

両チームともに最後まで勝ち点3を狙いに行く中、終盤にドラマが待っていた。鹿児島の木村がボックス手前へのこぼれ球をボレーで叩き込み、後半アディショナルタイム直前に勝ち越し弾を奪う。そのまま勝利した鹿児島が再び2位に浮上し、リーグ戦4連敗の長野は8位へと順位を落とした。

7位のヴァンラーレ八戸(勝ち点20)は、ホームで18位の福島ユナイテッドFC(勝ち点12)との東北ダービーに臨んだ。試合は前半、CKから樋口のヘディングシュートが決まり、福島が先制に成功する。

対する八戸もチャンスを作るが、決めきることができない。試合終盤には、塩浜と長野のゴールが決まり、福島が追撃。アウェイで3発快勝とした福島が、リーグ戦連敗を「2」で止めている。

その他、10位のFC岐阜が、終盤に決まった田口の勝ち越しゴールでSC相模原から2-1の勝利をあげ、6位に浮上。FC大阪(勝ち点18)もFC琉球(勝ち点17)を3-0で下し、11位から7位へジャンプアップしている。前日に黒星を喫していた5位の奈良クラブ、FC岐阜、大阪FCが勝ち点「21」で並ぶ結果となった。

15位のアスルクラロ沼津(勝ち点17)は9位のY.S.C.C.横浜(勝ち点19)をホームに迎え、3-1で勝利。11位まで順位を上げている。

◆明治安田生命J3リーグ第14節
▽6/18
ヴァンラーレ八戸 0-3 福島ユナイテッドFC
AC長野パルセイロ 1-2 鹿児島ユナイテッドFC
アスルクラロ沼津 3-1 Y.S.C.C.横浜
FC大阪3-0 FC琉球
FC岐阜 2-1 SC相模原

▽6/17
テゲバジャーロ宮崎 1-1 FC今治
いわてグルージャ盛岡 1-2 カターレ富山
松本山雅FC 2-0 カマタマーレ讃岐
愛媛FC 1-0 奈良クラブ
ガイナーレ鳥取 0-1ギラヴァンツ北九州