トナーリのニューカッスル移籍が間近に、ミランは移籍金124億円を求めて交渉中

写真：Getty Images

ミランのイタリア代表MFサンドロ・トナーリ(23)は、ニューカッスル移籍に近づいているようだ。

幼い頃からのミラニスタとして知られていたトナーリは、2020年夏にミランへ加入。チームの主力に定着すると昨シーズンは11年ぶりのスクデット獲得に貢献し、今シーズンも公式戦48試合に出場した。

今後もミランを引っ張る役割が期待されていたトナーリだったが、イタリア『スカイ・スポーツ』によるとニューカッスルが獲得に接近。すでに選手は年俸800万ユーロ(約12億円)+ボーナス200万ユーロ(約3億円)を提示したニューカッスルとの間で、個人合意に至ったとのことだ。

ニューカッスルは現在ミランと交渉中であり、7000万ユーロ(約109億円)+500万ユーロ(約7億8000万円)を提示。ミランはあくまで8000万ユーロ(約124億円)の移籍金を求めているが、ニューカッスルは支払う姿勢を示しており交渉成立は時間の問題となっている。

ミランはすでにトナーリの退団に備え、インテルが獲得を目指すサッスオーロのイタリア代表MFダビデ・フラッテージ(23)に接触を図っている模様だ。また、クラブはトナーリ売却で得た莫大な資金を利用して、チェルシーのアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチ(24)や、ボルシアMG所属のフランス代表FWマルクス・テュラム(25)の獲得も推し進める考えと報じられている。