ユベントス、アーセナル退団噂のトーマスを注視？

写真：Getty Images

ユベントスがアーセナルのガーナ代表MFトーマス・パルティ(30)の動向を注視しているようだ。

2020年にアトレティコ・マドリーから加入して以降、アーセナルの中盤の主力として活躍してきたトーマス。しかし、今夏の移籍市場でクラブがイングランド代表MFデクラン・ライスや、ドイツ代表MFカイ・ハヴァーツ、ベルギー代表MFロメオ・ラヴィアらの補強に動いている影響などもあり、ここに来て退団の可能性が浮上している。

現在はビッグネームを乱獲するサウジアラビアの複数クラブから4000万ユーロ(約62億5000万円)程度のオファーが届いていると言われ、アーセナルもオファー次第で売却を容認する構えだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、そのトーマスに対してユベントスが興味を示しているという。

ユベントスはパリ・サンジェルマンからレンタルしていたアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスの買い取りを見送り、U-21イタリア代表MFファビオ・ミレッティの退団も濃厚と言われる。

さらに、今夏契約が切れるフランス代表MFアドリアン・ラビオとの延長交渉も現時点でまとまっておらず、中盤の補強が急務だ。

そのため、ロマーノ氏はラビオからの返答を待ちつつ、仮に退団となった場合、代役としてトーマスの獲得に動くことを検討している模様だ。

また、インテルと競合するラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ＝サビッチの獲得を逃した場合、プレースタイルは異なるものの、トーマスが補強候補の一人となる可能性はありそうだ。