ウェストハムがザカリア獲得を検討、移籍濃厚なライスの後釜に？

写真：Getty Images

ウェストハムがユベントスのスイス代表MFデニス・ザカリア(26)の獲得を狙っているようだ。

ウェストハムはキャプテンを務めるイングランド代表MFデクラン・ライス(24)が、今夏の移籍市場で注目の的に。クラブは1億ポンド(約181億円)の値札をつけ安売りしない姿勢を示すが、アーセナルとマンチェスター・シティが獲得に真剣な姿勢を見せており、退団は避けられない見通しとなっている。

そんな中で、ウェストハムはライスの後任探しに着手。イギリス『デイリー・メール』によると、ユベントスで立場を失うザカリアの獲得を検討しているとのことだ。

ザカリアは昨夏ユベントスから買い取りオプション付きのレンタルでチェルシーに加入。しかし、獲得を望んだトーマス・トゥヘル監督が直後に解任されたこともあり、ポジションを確保できず。加えて年明けにハムストリングを負傷した影響もあり、プレミアリーグでの出場は7試合にとどまった。

買い取りオプションは行使されずユベントスに帰還したザカリアだが、こちらでもマッシミリアーノ・アッレグリ監督からは構想外に。財政難のクラブは今夏の売却を希望している。

具体的な交渉はまだだが、ユベントスは2000万ユーロ(約31億円)程度の移籍金でオファーを受け入れると報じられており、ウェストハムが本格的に動けば移籍が実現する可能性は高いだろう。