ネイマールの行動にF1界が激怒、スペインGPの出来事を受けルール変更へ「安全な環境を確保するのは我々の義務」

写真：Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールの行動が、F1界に影響を及ぼすこととなったようだ。

今年に入り、右足首を負傷し手術を受けたことで、シーズンの後半戦の大半を欠場したネイマール。ピッチ外での問題が多く、PSGのファンからは退団を要求されるなど、厳しい状況が続いている。

先日は、パートナーのブルーナ・ビアンカルディさんが妊娠しているにも関わらず、浮気をしたことが発覚。二人の間では取り決めがあり、浮気事態は咎められない条件があるようだが、ネイマールは自身のインスタグラムでブルーナさんへの愛を綴り、謝罪するなど、ピッチ外では話題に事欠かない。

そんなネイマールだが、ピッチ外で再び問題が発生。F1界のルールを変更させてしまう事態を起こしていた。

イタリア『トゥットスポルト』によると、スペインGPを訪れていたネイマールは、グリッド上で信号が消えた後も残っており、レースがスタートしているのにも関わらずコース脇にいたという。

これが大きな問題となり、国際自動車連盟(FIA)が激怒。モハメド・ビン・スライエム会長は怒りを露わにし「我々はスペインGPで起きた事故から学ばなければならない」とネイマールの行動を批判。F1の最高経営責任者(CEO)を務めるステファノ・ドメニカリ氏は、この件を受けてルールを変更したことを語った。

「事故が再び起こらないようにするための措置を講じていると保証する」

「イベントによってはグリッド上に人が多すぎる事がある。全ての人にとって、安全な環境を確保するのは我々の義務であり、モータースポーツの安全は我々の最優先事項であるため、主催者がFIAの安全要件を遵守することに疑いはない」

オフになるとヨーロッパで開催されるレースでは、サーキットにに多くのサッカー選手が訪れることに。ゲストで来ているが、ルールをしっかりと守らなければいけないという事が改めてわかったはずだ。

【写真】スペインGPを訪れたネイマールやムバッペらスター選手たち

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