バイエルンがカタール航空とのパートナーシップ契約を円満解消…

写真：Getty Images

バイエルンがカタール航空とのパートナーシップ契約を双方合意の下で解消した。ドイツ『ビルト』が伝えている。

両者は2018年7月からパートナーシップ契約を締結。バイエルンは年間2500万ユーロ(約39億4000万円)と言われるスポンサー料を得ていた。

しかし、両者は契約締結から5年を経て、今月末をもって円満な形での契約解消という結論に至った。

バイエルンの最高経営責任者(CEO)を務めるヤン・クリスチャン・ドレーセン氏は、今回の発表に際してカタール航空への感謝の思いを語っている。

「FCバイエルンとカタール航空は協力して成功し、お互いから学んできました。これについてはカタール航空のアクバル・アル＝バーキルCEOに感謝したいと思います。私たちはカタール航空の従業員全員の将来の幸運を祈っています」

なお、バイエルンはパートナーシップ契約の継続を望んでいた模様だが、バイエルンサポーターの間ではカタールの人権問題によって、幾度となく横断幕での抗議活動も行われていた。

今回の契約解消の理由は明かされていないが、そういったネガティブな反応を考慮した可能性もあるようだ。