ミラン、プリシッチに22億円オファー…現状はリヨンも39.3億円入札で劣勢か

写真：Getty Images

ミランがアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチ(24)を巡り、チェルシーと交渉を続けているようだ。

オリヴィエ・ジルーやラファエル・レオンが軸となるであろう攻撃陣の強化を目指すミラン。中盤にルベン・ロフタス＝チークを獲得したが、さらにチェルシーからプリシッチをとの動きが取り沙汰される。

イギリス『The Athletic』によると、そんなミランはプリシッチと個人条件面で合意に。そして、チェルシーとの合意も目指すなか、口頭ながら1400万ユーロ(約22億円)のオファーを出したという。

このオファーに対するチェルシーの反応が気になるところだが、ミランの提示額よりは高く見積もっている様子。さらに、他クラブの関心もあり、リヨンがライバルとして立ちはだかっているようだ。

そのリヨンもオファーを出したようで、その額は2500万ユーロ(約39億3000万円)。しかも、転売条項も含まれたもので、チェルシーにとっても受け入れ範囲の内容だという。

ここ数年、フィカヨ・トモリの取引もあり、チェルシーとの関係が築かれるミラン。鎌田大地の獲得は残り1つのEU圏外枠次第だが、プリシッチを巡ってはリヨンとの厳しい争いに直面しているようだ。