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UEFAがオサスナの上訴を棄却しECL出場権剥奪は変わらず、CASに控訴へ

超ワールドサッカー / 2023年7月5日 6時30分

写真:Getty Images

欧州サッカー連盟(UEFA)控訴委員会は4日、オサスナの上訴を棄却とし、来シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の出場権を改めて剥奪することを決定した。

なお、オサスナはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴する予定とのこと。

今シーズンのラ・リーガを7位でフィニッシュし、コパ・デル・レイでも準優勝と、チームとして躍進したオサスナ。2023-24シーズンのECL出場権を確保することに成功し、ヨーロッパの舞台に戻ってきた。

しかし、UEFAの大会に出場するためには資格手続きをパスしなければならず、その際に2013-14シーズンにミゲル・アルチャンコ前会長を含む前理事会メンバーによる八百長問題が懸念事項となっていた。

これは降格に瀕していたオサスナが、残留を掴むためにクラブ幹部主導で相手の選手数名に八百長を持ちかけていた。実際に2試合が操作され、ナバーラ地方裁判所は、主犯格に禁錮8年8カ月を言い渡すなど、処分を下していた。

UEFAの出場資格手続きの規定の中には、「UEFA規約第50条3項の発効。すなわち、2007年4月27日以降、国内・国際レベルでの試合の組織化、結果に影響を与えることを目的とした活動に、直接的・間接的に関与しておらず、UEFA事務局に書面で確認する」という項目がある。

そして、UEFA管理・倫理・規律委員会の検査官が、今回オサスナ側に通知した報告書では「オサスナは2023-24シーズンのUEFAカンファレンスリーグに参加する資格がない」との見解が示された。

オサスナは今回のUEFAの決定を受け、「UEFAの基準で行われた調査に全く同意できない。UEFAがサッカー界に誤ったメッセージを送っていることを遺憾に思う。オサスナはUEFAに立ち向かい、深刻な権利侵害とみなす行為をしていることに終止符を打ち、許されている法的手段を引き続き行っていく」と声明を発表した。

オサスナが最後にヨーロッパのカップ戦に出場したのは、2006-07シーズン。チャンピオンズリーグに出場し、その後UEFAカップへと回っていた。17シーズンぶりにヨーロッパの舞台に戻ることになる中で、思わぬ事態に見舞われる形となった。

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