ハドソン＝オドイが移籍を希望、今夏に大刷新進めるチェルシーでは居場所なく…

写真：Getty Images

チェルシーのイングランド代表FWカラム・ハドソン＝オドイ(22)は、今夏の移籍市場でクラブを離れることを希望しているようだ。

チェルシーのアカデミー出身であるハドソン＝オドイは、2019年1月にファーストチーム昇格。以降はクラブで着実に出場機会を増やしていたが、トーマス・トゥヘル監督(現バイエルン)の下では出場機会が限られたこともあり、昨夏の移籍市場でレバークーゼンにレンタル移籍した。

レバークーゼンでは公式戦21試合に出場したものの、シャビ・アロンソ新監督が就任したシーズン中盤以降はほぼ出場機会を得られず、今夏にチェルシー復帰が決定。しかし、マウリシオ・ポチェッティーノ新監督の下でスカッドの大刷新を進めるチームでは売却対象となっており、去就が注目されていた。

イギリス『デイリー・メール』によると、ハドソン＝オドイ自身もチームに居場所はないと悟っており、移籍を希望しているとのことだ。選手はここからさらに成長するため、安定した出場機会の必要性を感じているという。

ただし、噂されるサウジアラビアへの移籍には関心がなく、あくまで欧州リーグでのプレーを希望している模様。ハドソン＝オドイにはフルアムやミランからの関心も囁かれており、選手が態度を明確にしたことで具体的なオファーが届く可能性もありそうだ。