サン=マクシマン、移籍か…ニューカッスル監督「他クラブと交渉中」

写真：Getty Images

ニューカッスル・ユナイテッドのフランス人MFアラン・サン=マクシマン(26)が移籍しうるようだ。

2019年夏にニースから加わり、通算124試合の出場数を誇るサン=マクシマン。昨季はケガによる離脱もあり、常時の出場とはいかなかったが、チームのプレミアリーグ4位フィニッシュによるチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。

来る新シーズンも当然ながら戦力として計算されるドリブラーが、この夏はサウジアラビアのアル・アハリからオファーが届いているとの噂が浮上。レンジャーズとのプレシーズンマッチに臨むにあたってのグラスゴー遠征ではメンバー外だった。

イギリス『スカイ・スポーツ』によると、ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督はそんなレンジャーズとの一戦を2-1で制した後、渦中のサン=マクシマンに触れ、他クラブと交渉中であるのを認めたという。

「アランは他クラブと移籍を巡って話し合っている。現段階で何も確定していなければ、何も決まっていないが、それがここに彼がいなかった理由だ」

45歳のイングランド人指揮官はまた、「ファイナンシャルフェアプレー(FFP)において、取引は必要。でないと、この夏に選手をリクルートできない状況に追いやられてしまう」と続け、大事な戦力であるスタンスも示した。

「それこそがFFPというものだ。マキシはトッププレーヤーであり、失いなくないし、グループを強くしたい。だが、ときにこういうことも起こりうるし、受け入れないといけない」

「ニューカッスルでのマキシを過去形で語るのはまだ早いが、我々が彼に抱く敬意と愛情はサポーターと同じ。彼らも、我々も彼のことを愛している。そんな彼がいなくなれば、誰にとってもつらい瞬間になる」

「彼が明日、すぐに合流する予定というわけではないが、様子を見守っていこうと思う。また一緒に働く可能性もあるし、そうなら、我々は戻ってきてもらいたい」