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新生PSGとC・ロナウド擁するアル・ナスルの一戦はゴールレスドロー…互いに相手の堅守攻略ならず【国際親善試合】

超ワールドサッカー / 2023年7月25日 21時24分

写真:Getty Images

国際親善試合のパリ・サンジェルマン(PSG)vsアル・ナスルが25日にヤンマースタジアム長居で行われ、0-0のドローに終わった。

2年連続で実現したPSGジャパンツアーの初戦となる今回の一戦。

ルイス・エンリケ新監督の下、捲土重来を期す新生パリの巨人は、今回の一戦に向け守護神ドンナルンマやダニーロ、ハキミといった既存戦力。アセンシオ、ヌドゥール、リュカ・エルナンデス、シュクリニアルという新戦力、アカデミーの若手を組み合わせた布陣で臨んだ。

一方、クリスティアーノ・ロナウドを擁するサウジアラビアの強豪アル・ナスルは、ポルトガル人指揮官のルイス・カストロ新監督を招へい。ビッグネーム大挙で大きくレベルが上がった国内リーグ制覇を目指す中、初来日の一戦ではロナウドに加え、ブロゾビッチ、フォファナと2人の新戦力をスタメンで起用した。

ソレール、アセンシオ、レミナを3トップに配した[4-3-3]でスタートしたPSGは、立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。開始2分にはボックス手前左で得たFKの場面でキッカーのソレールが枠の左にシュートを飛ばすが、これは相手GKにはじき出される。

以降もボールを握って押し込むPSGでは、ウォルバーハンプトンのマリオ・レミナを実兄に持つ18歳MFノア・レミナが左サイドで積極果敢な仕掛けで見せ場を作っていく。

一方、相手にボールを握られるものの、フォファナとブロゾビッチの2セントラルMFを中心にコンパクトな守備ブロックで撥ね返していくアル・ナスル。攻撃の形はほぼカウンターに限られるが、ボックス内で駆け引きを繰り返すロナウドが幾度かフィニッシュに絡んでいく。

前半終盤にかけて試合は完全に膠着。アタッキングサードで苦戦するPSGが徐々に焦れ始めると、アル・ナスルのエースに大きな見せ場。39分、ボックス手前左でボールを持ったガリーブからの浮き球パスに反応したロナウドはゴール右で右足のダイレクトシュートを狙うが、枠を捉えたシュートはGKドンナルンマのビッグセーブに阻まれた。

結局、ゴールレスで折り返した試合は、互いにハーフタイムで選手交代を行うことなく再開。後半も互いに相手陣深くまでボールを運ぶものの、仕上げの精度やアイデアが足りずに膠着状態が続く。

そういった中、両チームは長距離移動や日本の酷暑を考慮してここから積極的に交代カードを切る。後半やや優勢だったアル・ナスルは、ロナウドやブロゾビッチら主力を下げ、控えの選手や新戦力のアレックス・テレスを投入。

一方、PSGは60分過ぎにGKドンナルンマと若手レミナを除き9人を入れ替え。ヴェッラッティとマルキーニョスの重鎮2人や新戦力のウガルテ、去就問題に揺れて遠征メンバー外のキリアン・ムバッペを兄に持つ16歳MFエタン・ムバッペらがピッチに立った。

互いにフレッシュなメンバー構成になったことで、停滞した試合に徐々に動きが生まれ始める。そして、PSGの若手アタッカーのウーニやガルビにボックス内で見せ場が訪れるが、幾度かの決定機を相手GKらの好守に阻まれる。

完全に1点勝負となった試合は最終盤にもうひと盛り上がりが期待されたが、互いに相手の集中した守備を最後まで崩し切れず、ゴールレスのままタイムアップを迎えた。

なお、初戦をドローで終えたPSGは28日に再びヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪戦、アル・ナスルは27日に同スタジアムでインテルと対戦する予定だ。

パリ・サンジェルマン 0-0 アル・ナスル

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