マネがアル・ナスル移籍を検討？ 代理人が東京で関係者と会談予定か

写真：©︎CWS Brains, LTD.

バイエルンのセネガル代表FWサディオ・マネ(31)の代理人が東京でアル・ナスルの関係者と会談するようだ。

昨夏に大きな期待と共に加入しながら、ブンデスリーガ25試合で7ゴール5アシストと思うような成績を残せなかったマネ。チームでの序列が低下すると、不満分子と化し、今年4月にはチームメイトであるFWレロイ・サネを殴打する事件を起こすなど、ピッチ外で騒動を巻き起こした。

こうした振る舞いや低調なパフォーマンスを問題視するクラブは早くもマネの売却を検討。トーマス・トゥヘル監督も「サディオにとって難しい状況」と語るなど、放出やむなしの姿勢を示している。

一方のマネ自身は新シーズンもバイエルンでのプレーを希望し、アジアで行われているアウディ・サマー・ツアー2023にも帯同。しかし、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、ここにきてサウジアラビア行きに傾きつつあるようだ。

バイエルンは来日中だが、この期間に代理人が東京でかねてよりマネに関心を寄せるアル・ナスルの関係者と接触する予定とのこと。同じく来日中のアル・ナスルとは今のところ、個人合意こそまだだが、交渉が進むと予想されている。

バイエルンはマネに移籍金3200万ユーロ(約49億6000万円)+ボーナスの値札をつけており、リバプールから獲得する際に投じた資金の回収を目論んでいる模様。アル・ナスルからのオファーはまだないが、選手と合意後にクラブ間の交渉もスタートするとみられている。