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UEFAがオサスナのECL出場を承認…別途で10万ユーロの罰金科す

超ワールドサッカー / 2023年8月3日 21時6分

写真:Getty Images

欧州サッカー連盟(UEFA)は、オサスナのカンファレンスリーグ(ECL)出場を正式に承認した。

昨シーズンのラ・リーガを7位でフィニッシュし、2023-24シーズンのECL出場権を獲得したオサスナ。しかし、UEFAは2013-14シーズンにミゲル・アルチャンコ前会長を含む前理事会メンバーによる八百長問題を理由に、同クラブのECL出場を許可せず。

だが、先月末にスポーツ仲裁裁判所(CAS)は処分撤回を求めるオサスナの異議申し立てを支持し、ECL出場を許可する裁定を下していた。

これで事実上、ECL参加が可能となったオサスナに対し、UEFAは3日に前述の懲戒手続きの終了を通知した。

UEFAはオサスナに対して、1年間のUEFA主催大会への出場禁止処分、さらに2年間の猶予期間を設けることを通知。ただ、この期間中に同クラブが通常の司法に訴えない場合、この制裁は無効となる。

したがって、オサスナは2023-2024シーズンのECL参加が可能となり、今後2年間にUEFAに対する通常の司法に訴えなければ、追加の制裁を受けることはない。そして、同クラブはUEFA控訴委員会の決定に従い、控訴を行わないことを表明している。

ただ、UEFAはオサスナがCASに上訴を行う以前に、パンプローナの裁判所に訴訟を起こしたことを問題視。

この行為は現行の懲戒規定に違反しており、クラブに対して10万ユーロ(約1560万円)の罰金処分を科した。また、オサスナがECLのプレーオフを制してグループステージ出場が決定した場合、グループステージでの戦いを通じて得られる収入の5%を罰金としてUEFAに支払うことになる。

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