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サウスゲイト、批判浴びるヘンダーソン擁護…これまでLGBTQ+の権利擁護も、同性愛が違法のサウジ移籍

超ワールドサッカー / 2023年8月5日 13時47分

写真:Getty Images

イングランド代表を率いるガレス・サウスゲイト監督が、サウジアラビアのアル・イテファクに移籍したMFジョーダン・ヘンダーソンの決断を擁護している。

長らくリバプールの中心選手として活躍したヘンダーソンだが、元同僚であるスティーブン・ジェラード監督のラブコールを受け、先日にアル・イテファクへ完全移籍した。

33歳という年齢もあってアル・イテファク移籍自体は理解が示されたものの、以前からLGBTQ+の権利に関する著名な擁護者として知られた同選手の背景を考えると、同性愛が違法なサウジアラビアへの移籍を選択した事実はネガティブな反応も集めている。

実際、イギリスのLGBTQ+サポーター団体連合「プライド・イン・フットボール」は声明を通じて、ヘンダーソンが自分を評価し信頼していた「非常に多くの人々の尊敬を失った」と辛辣なコメントを残していた。

一部でヘンダーソンへの風当たりが強まる中、サウスゲイト監督はイギリス『TalkSPORT』で今回の移籍に関する意見を求められると、代表の教え子の決断を擁護している。

「フットボール界にいるか、他の業界にいるかにかかわらず、個人をジャッジする考えは私にはない」

「彼が自分の信念について見解を変えているとは思えない。だから今、我々は非常に複雑な世界にいる。そこで、何を言っているのか、誰もニューカッスルに行くべきではないのか? サウジアラビア人がロンドンに所有する会社で誰も働いてはいけないのか? あるいは誰もサウジから石油を買うべきではないかということだ」

「これは非常に複雑だと思うが、彼らがLGBTQ+コミュニティを支援してきたという議論は完全に理解できるし、なぜ彼らがLGBTQ+コミュニティに対して非常に強い見方をするのかも理解できる」

「一方で、(今回の移籍によって)『ヘンダーソンはもうそのコミュニティをサポートしないと言っている』と言うのはとても難しいことだと思う。もちろん彼はそうではないと思うが、人々は彼の行動が示唆していると考える可能性もある」

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