ウォーカーがシティ残留を決断、クラブと新契約で合意

写真：Getty Images

イングランド代表DFカイル・ウォーカー(33)は、マンチェスター・シティと新契約を結ぶ予定のようだ。

2017年夏にトッテナムから加入して以降、絶対的な主軸として活躍してきたウォーカー。本職の右サイドバックとしてはもちろん、時にはセンターバックとしても高いクオリティを示し、ジョゼップ・グアルディオラ監督を支えてきた。

一方で、今シーズンはチームが新たな戦術を導入したこともあり、チーム内での序列はやや低下。プレミアリーグでの先発は22試合にとどまり、チャンピオンズリーグ(CL)決勝のインテル戦もベンチスタートとなった。

こうした状況や、クラブとの契約が2024年夏までであることから、ウォーカーには今夏の退団の可能性が浮上。同選手にはバイエルンが関心を示しており、話し合いの場も設けられていた。

しかし、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ウォーカーは新シーズンもシティにとどまる見通しになったとのこと。クラブは選手に新契約を用意しており、8日の会談で原則合意に至ったという。

出場機会が減少したとはいえグアルディオラ監督は依然としてウォーカーを高く評価しており、「引き留めに全力を尽くす」と何度も公言していたことから、新契約締結は指揮官にとっても何よりの朗報になりそうだ。