ユナイテッドvsウルブスで誤審の審判団がプレミア第2節の試合担当から除外…
超ワールドサッカー / 2023年8月15日 23時47分
マンチェスター・ユナイテッドvsウォルバーハンプトンでの誤審が物議を醸した審判団が、今週末の試合担当から外されることになった。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
14日にオールド・トラッフォードで行われたプレミアリーグ開幕節の同試合は、ホームのユナイテッドが後半半ばにDFラファエル・ヴァランが挙げたゴールによって1-0の勝利を収めた。
しかし、同試合の後半アディショナルタイムには物議を醸すジャッジが起きた。ウルブスの攻撃の際、クロス対応で飛び出したユナイテッドGKアンドレ・オナナがボールに触れず、競っていたウルブスFWサーシャ・カライジッチをアフターチャージの形で押し倒した。
ボックス内でのファウルによってPKの可能性があるとして、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入したものの、最終的にノーファウルの判定に。当然、この判定に納得がいかないウルブスのギャリー・オニール監督は激しく抗議を行うと、同指揮官に対してイエローカードが掲示された。
だが、試合後になってプレミアリーグプロ審判協会(PGMOL)は前述の判定が誤ったものであったことを認識。PGMOLの役員であるジョナサン・モス氏は、試合直後にオニール監督の元を訪れて直接謝罪を行った。
オニール監督は、「彼(モス氏)はあれは明らかなファウルで、PKは与えられるべきだったと素直に謝罪をしてくれた」とこのやり取りについて明かした。
さらに、PGMOLのチーフを務めるハワード・ウェブ氏も試合後にウルブスの幹部に対して、直接今回の一件を謝罪していた。
また、PGMOLはプレミアリーグ開幕節で起きた今回の誤審を重く受け止めており、同試合で主審を担当したサイモン・フーパー氏、VAR担当のマイケル・セイルズベリー氏、アシスタントVARのリチャード・ウェスト氏の3名を第2節の担当から外す決定を下したという。
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