リバプールがフィリップス移籍を許可、英2部へのレンタルが濃厚か

写真：Getty Images

イングランド人DFナサニエル・フィリップス(26)はリバプールを去る可能性が高まっているようだ。

リバプールの下部組織出身であり、2019年にファーストチームへ昇格したフィリップス。2020-21シーズンにはセンターバックにケガ人続出のチームを救う働きを見せたが、以降はほとんど出番が得られず、昨シーズンのプレミアリーグ出場は2試合のみにとどまった。

センターバックに負傷者が出やすい事情もあり、これまでフィリップスをチームに残す判断を下してきたリバプール。しかし、イギリス『The Athletic』によると、移籍市場の残り数日で退団を許可する方針を固めたようだ。

フィリップスも安定して試合に出場できる環境を熱望。夏の初めにはフェイエノールトやリーズ・ユナイテッドが関心を示していたが、現在はチャンピオンシップ(イングランド2部)のミドルズブラが最有力候補となっているという。

多額の資金を用意できないミドルズブラはレンタルでの獲得を希望。リバプール側は完全移籍とレンタル移籍のどちらでも受けつける姿勢を示していることから、競合しない限り、交渉は加速するとみられている。