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レーティング:ローマ 1-2 ミラン【セリエA】

超ワールドサッカー / 2023年9月2日 5時58分

写真:Getty Images

セリエA第3節、ローマvsミランが1日にスタディオ・オリンピコで行われ、アウェイのミランが1-2で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽ローマ採点

(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 ルイ・パトリシオ 5.5
PK献上もすべての責任を負わせるのは酷。2失点目はノーチャンスだったが、プリシッチの決定機を圧巻のセーブで止めた

DF
23 G・マンチーニ 5.5
レオンの対応に手を焼くがまずまず粘った。配球や持ち上がりなど工夫がほしかった

(→パガーノ 5.5)
起用に応えて攻守に積極性は見せた

6 スモーリング 5.5
空中戦や自身の間合いに持ち込んでの守備はまずまず。ただ、好調時に比べて全体的に重さが見受けられる

14 D・ジョレンテ 5.5
プリシッチらの対応に苦慮したが大崩れはせず。持ち味であるビルドアップ能力でもう少し味方を助けたい

MF
19 チェリク 5.5
失点場面では元同僚に出し抜かれたが、それ以外の守備では周囲のサポートを得ながらまずまず粘った。攻撃では判断と精度を上げたい

(→スピナッツォーラ 6.0)
一矢報いる1ゴールを挙げた

4 クリスタンテ 5.5
攻守両面でハードワークをこなしたが、インサイドハーフでのプレーということを考えれば、攻撃面でもう少し効果的なプレーがほしい

16 パレデス 5.5
守備の局面では周囲との関係構築の問題もあって穴を開ける場面が散見。繋ぎの局面では要所で巧さを見せた

(→ボーヴェ 5.5)
数的優位の影響はあったが、ダイナミズムを与えるプレーで活性化させた

22 アワール 5.5
ライン間でボールを引き出すプレーで起点役を担ったが、前半30分過ぎに無念の負傷交代…

(→ペッレグリーニ 5.0)
軽傷を抱える中でのスクランブル起用に。全体的に無理が利かず、希薄な存在感だった

59 ザレフスキ 5.5
仕掛ける意識は悪くないが、最後の局面での精度や判断は引き続き課題に

FW
11 ベロッティ 5.5
なかなかシュートに絡めなかったが、トモリの退場を誘発するなど動き自体は悪くなかった

92 エル・シャーラウィ 5.5
ベロッティと共に孤立気味な戦いを強いられた中、前半は何とか起点になろうと腐心。後半は惜しいシュートを放ったが、古巣恩返し弾はならず

(→ルカク 6.0)
かつての宿敵相手に鮮烈デビューとはならなかったが、持ち味のポストワークで攻撃に厚みを与えた。間違いなく今後に期待感をもたらした

監督
モウリーニョ 5.0
ベンチ入り処分が解けて本当の意味での開幕戦に。数人のキーマンの不在は痛手だったが、重心の重さや攻撃のリスクのかけ方など物足りない部分も多かった

▽ミラン採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
16 メニャン 5.5
失点はノーチャンス。安定したシュートストップとハイボール処理を見せた

DF
2 カラブリア 6.0
決勝点をアシストも失点場面ではスピナッツォーラに付き切れず。ただ、攻守両面で及第点以上の出来だった

28 チャウ 6.0
終盤はルカクのフィジカルに手を焼いたが、トモリ退場後は要所を締める守備でディフェンスラインを支えた

23 トモリ 5.0
やや厳しい2枚のカードで退場に。ベロッティに起点を作らせないようにタイトな守備を続けた意識は評価したいが、主審のカードの傾向を頭に入れるしたたかさが必要だった

19 テオ・エルナンデス 6.5
レオンと共にカウンターの起点として相手の脅威に。守備の局面でも冷静な対応が光った

MF
8 ロフタス=チーク 6.5
先制点に繋がるPKを奪取。味方の退場の煽りで早い時間帯の交代となったが、それまでは攻守にMOM級の輝きを放った

(→カルル 5.5)
自身にディフレクトしたシュートが失点に繋がったが、難しい展開の中でうまく試合に入った

33 クルニッチ 6.5
アンカーのポジションで利他的なプレーを意識しながら巧みにゲームをコントロール。地味ながら攻守に貢献度は高かった

14 ラインデルス 6.5
後半終盤は守備に追われる展開となったが、数的不利を背負うまでは補完性抜群の中盤の一角で常に効果的なプレーを選び続けた

FW
11 プリシッチ 5.5
相手GKのビッグセーブに阻まれて3試合連発はならず。ここまでの試合に比べて見せ場は少なかったが、献身的なプレスバックなどきっちり勝利に貢献

(→チュクウェゼ 5.5)
最低限の仕事はこなしたが、ポジション奪取に繋がるアピールには至らず

9 ジルー 6.0
完璧なPKで開幕3試合連続ゴール。ベテランらしい巧みなポストワークや要所を締める守備でチームを助けた

(→ポベガ 5.5)
強度の高い守備で逃げ切りに貢献

10 レオン 7.0
見事なフィニッシュで今季初ゴールを記録。相手に数的優位で守られる場面が多かったものの、要所で局面を打開した

(→オカフォー 5.5)
前線で攻守に身体を張って時計を進めた

監督
ピオリ 6.5
退場によって最後は耐える展開となったが、完勝と言っていい内容で開幕3連勝を達成

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
レオン(ミラン)
中盤の3選手やテオの活躍も光ったが、結果的に試合の流れを決めた見事な決勝点を決めたロッソネリの新10番をMOMに選出。開幕3戦目の今季初ゴールによって勢いに乗ること間違いなし。

ローマ 1-2 ミラン
【ローマ】
スピナッツォーラ(後47)
【ミラン】
ジルー(前9[PK])
レオン(後3)

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