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ユナイテッドの株価が急落…1日で1032億円も損失、納得いくオファー来ず売却中止報道が原因か

超ワールドサッカー / 2023年9月6日 21時20分

写真:Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドの株価が急落してしまったようだ。

ユナイテッドは2022年11月、クラブの売却を検討していることを発表。オファーを求めていた。

クラブ買収にはカタール・イスラム銀行(QIB)のシェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アル・タニ会長と世界的化学会社『INEOS』の創始者であり、会長兼最高経営責任者(CEO)でもあるジム・ラトクリフ氏が手をあげている。

しかし、イギリス『メール・オン・サンデー』によると、ユナイテッドの共同会長であるジョエル・グレイザー氏とアブラム・グレイザー氏の兄弟は100億ポンド(約1兆8500億円)のオファーを待っている状況。ただ、手を挙げた両者ともにその金額には及んでいないという。

満足行く入札がなかったため、グレイザー・ファミリーはクラブの売却を中止。その結果、大きく株価が下落してしまった。

イギリス『BBC』によれば、5日にニューヨーク証券取引所で一気に株価が下落。約7億ドル(約1032億円)が吹き飛んだとされ、現在の価値は約32億ドル(約4717億7000万円)になったという。

グレイザー・ファミリーは2005年に7億9000万ドル(約1164億7000万円)でユナイテッドを買収。ただ、クラブに借金を作り、十分な投資していないとして、一部ファンから猛烈な反発を受けている。

なお、クラブの売却は引き続き検討されるとされ、より多くの投資家に向けて来年再び売却に出される可能性があるようだ。

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