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決勝FK弾のメッシ「誰もが打倒アルゼンチン。世界王者である今はなおさら」

超ワールドサッカー / 2023年9月8日 18時40分

写真:Getty Images

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが王者としての決意を新たにした。

昨秋のカタール大会が終わったワールドカップ(W杯)。アルゼンチンの優勝で飾られ、幕を閉じたが、今月の代表ウィークから次回の北中米大会に向けた予選が南米始まった。

王者として挑むアルゼンチンは7日、エクアドルをホームに迎え撃っての初戦。終始攻めながら、最後のところで相手の守備が上回る流れが続いたが、1-0で辛くも勝利した。

そのアルゼンチンを救ったのがメッシ。新天地アメリカでも無双ぶりを披露する35歳の10番は78分、相手GKも見送るしかない完璧な直接FKを決め、白星発進に導いた。

アメリカ『ESPN』によると、エースは試合後、「フィジカルが強く、良い選手も揃う良い相手との試合だった」と振り返り、王者としての覚悟を口にした。

「誰もがいつだってアルゼンチンを倒したいと思っている。世界王者である今はなおさらだ」

「僕らとしては気を抜いたりなんてできないし、今までやってきたことを良くしていかなと」

「目標はW杯に再び出ること。僕らがやってきたことは本当に楽しかったけど、前を向かないとね」

そう力を込めたアルゼンチンのエースだが、個人に目を向けると、これで南米予選通算29ゴール。バルセロナ時代の戦友であるルイス・スアレスと並ぶ最多となった。

その件に対しては「僕にとって、2人がそういう状況なのは喜ばしいことだね」と返すと、こう続けている。

「この南米サッカーの予選が何を意味するのかを考えると、僕らにとってもとても嬉しいことだ」

W杯も制したことで、代表での今後も注目されたが、またこうしてしっかりと活躍を続けるメッシ。連覇を目指す今のアルゼンチンにとっても、その存在は一線を画すものがある。

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