チームメイトとの登山中に滑落し他界…モルドバ女子代表「最高の選手の1人」であるDFミスルが26歳の若さで死去

写真：Getty Images

モルドバ女子代表選手が悲劇的な事故で若くして命を落としてしまった。

亡くなったのは、モルドバ代表としてもプレーしたDFヴィオレタ・ミスル。26歳の若さだった。

モルドバサッカー連盟は6日に声明を発表しており、「深い悲しみと心の痛みと共に、モルドバサッカー連盟は、サッカーの代表選手、ヴォオレタ・ミスルの逝去に対し、心から哀悼の意を表し、深い遺憾の意を表します」としている。

また、「女子代表チームの最高の選手の1人は、クラブのチームメイトたちと出かけていた山中で、命に関わる痛ましい事故に見舞われました」と報告。報道によれば、崖から誤って転落してしまったという。

欧州サッカー連盟(UEFA)も8日に訃報を伝え、「クラブメイトと山でのハイキング中に悲劇的な事故に巻き込まれた」としている。

ミスルはモルドバのティラスポリで誕生。母国のクラブの他、イラちあのプーリア・トラーニやスペインのラ・ソラナでもプレー。2023年に入り、アイスランドのアインヘルジへと加入していた。

左サイドバックでプレーし、モルドバ女子代表としては40試合に出場。2019年の女子ワールドカップ予選などでも戦っていた。