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FFP問題抱えるPSG、ヴェッラッティ&ドラクスラーをカタールに売却で合意

超ワールドサッカー / 2023年9月9日 23時5分

写真:Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG)が2選手の売却で合意に達したようだ。フランス『レキップ』が伝えた。

今夏の移籍市場では、退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがインテル・マイアミ、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスがセビージャへと移籍。また、ブラジル代表FWネイマールはアル・ヒラルへと売却し、多くの戦力入れ替えを行っている。

ルイス・エンリケ監督が就任し、構想外となった選手が多いことに加え、ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の問題を抱えるPSGとしては、選手を売って現金を手にしたいという思惑がある。

その中で、移籍が噂されながらもまだ決まっていない選手がいる状況。イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(39)と、元ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー(29)だ。

ヴェッラッティは主軸として昨シーズンもプレーしたが、ルイス・エンリケ監督からは構想外であることを伝えられており、今シーズンは試合に絡んでいない状況。ドラクスラーは昨シーズンからチームの構想外であり、ベンフィカにレンタル移籍していた。

PSGとしては何とか売りに出したい2人だが、1日でヨーロッパの主要リーグの市場が閉鎖。また、今夏大きな補強を繰り返していたサウジアラビアも7日に市場が閉じていた。

そんな中、2人はカタールへの移籍が合意に達したとのこと。ヴェッラッディはアル・アラビ、ドラクスラーはアル・アハリSCに移籍することとなるという。

アル・アラビはPSGと数週間交渉を行い、ヴェッラッティとも合意に至ったとのこと。残すはメディカルチェックと正式契約だという。

また、ドラクスラーは9日に完全合意したとのこと。こちらも正式な発表を待つばかりとのことだ。

ヴェッラッティは、2012年7月にペスカーラから完全移籍で加入し、公式戦416試合で11ゴール61アシストを記録。ドラクスラーは2017年1月にヴォルフスブルクから加入し、公式戦198試合で26ゴール41アシストを記録していた。

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