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がんで他界した6歳のファンの写真を使って嘲笑…英2部クラブのファンが公序良俗違反で逮捕

超ワールドサッカー / 2023年10月2日 12時30分

写真:Getty Images

がんを患い、6歳で他界したブラッドリー・ローリーくん。その写真を使って嘲笑したとして、男が逮捕された。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

ローリーくんはサンダーランドファンとして知られ、元イングランド代表FWジャーメイン・デフォー氏とは深い関係に。闘病中に関係を深め、抱き抱えられてピッチに入場するなどした名物ファンだ。

そのローリーくんは2017年に6歳で他界。多くのサッカーファンがその別れを悲しんだが、ローリーくんの写真を使った男が事件を起こした。

事件は9月29日に行われたシェフィールド・ウェンズデイvsサンダーランドの一戦。31歳のデイル・ホートンと27歳の男が試合中にローリーくんの写真を掲げて、サンダーランドのファンを嘲笑していた。

2人の男は、公序良俗違反で逮捕されたとのこと。27歳の男に関しては、さらなる捜査が行われている間は釈放されたという。ただ、2人とも2日にシェフィールド治安判事裁判所に出廷することが決まっている。

SNS上に出回っている写真を見ると、スタンドにいる男がスマートフォンにローリーくんの写真をうつして、にやけながら見せつける様子があり、隣にいる男も笑っている様子が残されている。

警察は捜査を進めているとのこと。一方で、この疑惑が浮上してからシェフィールド・ウェンズデイのファンたちはブラッドリー・ローリー財団に対し、謝罪の意味を込めて数千ポンドを寄付しているという。

【写真】少年の写真を掲げて嘲笑する男たち



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