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「確実にそうなる」モウリーニョ監督がサウジアラビア行きに言及、ローマでも3年目のジンクスに苦しむ中で語る「とても興味深いもの」

超ワールドサッカー / 2023年10月8日 21時15分

写真:Getty Images

ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督(60)だが、将来的なサウジアラビア行きを示唆した。

これまで、ベンフィカ、レイリア、ポルト、チェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムなどで指揮を執ったモウリーニョ監督。現在はローマを率い、3シーズン目のシーズンを戦っている。

監督としてチャンピオンズリーグ(CL)2回、ヨーロッパリーグ(EL)で2回(UEFAカップも含む)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で1回と3つのヨーロッパカップ戦で優勝した唯一の監督となり、各クラブでリーグ戦も8どの優勝を経験。数多くのタイトルを獲得した名将として知られている。

一方で、3年目のジンクスと言われるものがあり、チームを率いて3シーズン目は苦しんでしまうというもの。そしてチームを去る流れがあり、現在もその状況に直面している。

そんな中、モウリーニョ監督はサウジアラビアの『MBCグループ』傘下のテレビ局『MBCエジプト』のインタビューに応じ、将来的なサウジアラビア行きを語った。

「いつになるかは分からないが、確実にそうなるだろう」

「私はローマでの仕事に全力で取り組んでおり、最終日まではクラブに全てを捧げたい」

「将来のことには誰にも分からないが、私は必ずそうなるだろう」

サウジアラビアは、2022年12月にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルへと移籍。すると、今夏の移籍市場ではヨーロッパのビッグクラブを圧倒する資金力を見せつけ、スター選手を数々と獲得していた。

また、監督にも目をつけており、政府を巻き込んで強化を進めている状況。モウリーニョ監督は、いつでもドアが開いていると感じているとした。

「サウジアラビアでは私にとってドアがいつでも開かれている。そこでの発展を感じたい」

「クリスティアーノは最初にそこに行き、すぐに違う視点を与えてくれた。選手たちは最初はワンマンショーだと思っていたが、夏になると全てが本当に変わっていることに気がついた」

「キャリアの最後の時期だけでなく、キャリアの最高の時期にある選手も含め、多くの選手が来ている。国内リーグだけでなく、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)も含めて競争は本物であり、とても興味深いものだ」

ローマが解任を考え始めている中でのこの発言。首を切られれば、すぐにどこかのクラブが手を伸ばしそうだが、どうなるだろうか。

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