コマンのドッペルパックなど3発のバイエルンが堂安先発のフライブルクに快勝【ブンデスリーガ】

写真：Getty Images

ブンデスリーガ第7節、バイエルンvsフライブルクが8日に行われ、3-0でバイエルンが快勝した。フライブルクのMF堂安律は68分までプレーしている。

前節ライプツィヒとの首位攻防戦を2点のビハインドから追いついた3位バイエルン(勝ち点14)は、5日前のチャンピオンズリーグ(CL)ではコペンハーゲンに逆転勝利。そのバイエルンはムシアラをベンチスタートとした中、最前線にケイン、2列目に右からコマン、ミュラー、サネと並べた。

一方、前節アウグスブルクに2-0で快勝した8位フライブルク(勝ち点10)は、3日前に行われたヨーロッパリーグのウェストハム戦では1-2の敗戦。そのウェストハム戦で後半から出場の堂安はフラットな[4-4-2]の右サイドハーフでスタメンとなった。

バイエルンがハイプレスをかける入りとした中、12分に押し切る。右サイドからコマンがクロスを送ると、ファーサイドのネットにうまく吸い込まれた。

その後も攻勢に出るバイエルンはケインがゴールに迫っていくと、25分に加点。サネがドリブルでDFを引き連れつつ、ケインとのパス交換からボックス内に侵入してネットを揺らした。

2点をリードして主導権を握るバイエルンはペース落としてフライブルクにポゼッションを譲っていく。そんな中44分、ボックス右で仕掛けたサネがDFを外してカットインシュートを決めきったが、わずかにVARでオフサイドと判定されノーゴールに。

バイエルンが2-0として迎えた後半、引き続き押し込む流れとした。守勢のフライブルクは68分に堂安がピッチを後に。

コマンが3点目に迫っていったバイエルンは、終盤の83分にゴレツカのミドルがポストに直撃。

それでも85分に3点目。コマンがボックス右に侵入してカットインから左足を振り抜くとディフレクトしたボールがゴールに吸い込まれた。

このまま余裕のバイエルンが3-0で試合を終わらせ、首位レバークーゼンを2ポイント差で追走している。