イングランド代表、負傷欠場したサカの代表参加を希望か… アーセナルと交渉中

写真：Getty Images

イングランドサッカー協会(FA)は負傷しているアーセナルのFWブカヨ・サカの代表合流に向け動いているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じた。

3日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループB第2節のRCランス戦でハムストリングを痛め、34分に負傷交代していたサカ。この結果、8日に行われたマンチェスター・シティとの大一番を欠場することになり、プレミアリーグ87試合連続出場というクラブレコードはここで途絶えた。

シティ戦後、サカの状態を問われたミケル・アルテタ監督は「彼は代表チームに加わることができない」、「彼は一度もトレーニングセッションをこなしていないから欠場することになる。現時点ではサッカーをプレーすることができない」と回答。今回の代表ウィークをイングランド代表の一員として過ごすことは難しいと明言していた。

しかし、FAはサカの代表参加を未だに期待しているとのこと。9日の朝にもアーセナルとの交渉が行われていたようで、サカが予定通りにトレーニング施設のセント・ジョージズ・パークへと出向き、そこでメディカルスタッフの診断を受けることが望まれているという。

今回の代表合宿では指揮官のガレス・サウスゲイト監督が重要なミーティングを開く予定があるとのこと。そのため、たとえ13日のオーストラリア代表戦や17日のイタリア代表戦に出場できないとしても、主要メンバーであるサカは今後2週間イングランド代表に帯同する可能性があるようだ。

なお、アーセナルはサカのハムストリングが悪化することを避けるため、代表ウィーク中は休ませることを望んでいるという。現時点では21日のチェルシー戦までにコンディションが整うと予想されているようだ。