アルテタ監督、天敵シティに2連勝 「感覚がまったく違う」 師匠グアルディオラ監督から称賛の言葉も

写真：Getty Images

アーセナルのミケル・アルテタ監督がマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督からかけられた言葉を明かした。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

2019年12月からアーセナルの指揮官を務めているアルテタ監督。昨シーズンはプレミアリーグ制覇をあと一歩のところで逃しており、イングランド代表MFデクラン・ライスらを獲得するなど大型補強を行った今シーズンは、リベンジを果たすことが期待される。

そんなアーセナルは今シーズン最初の公式戦となったコミュニティ・シールドで、昨シーズン王者のマンチェスター・シティをPK戦の末に下し、好スタートを切った。プレミアリーグでもここまで6勝2分けと無敗を維持しており、8日の第8節では再びシティを撃破。天敵からリーグ戦では8年ぶりとなる勝利をあげた。

かつてシティでグアルディオラ監督のアシスタントを務めていたアルテタ監督は、出演したポッドキャスト『Men In Blazers』で、直近のシティ戦を回想。勝っても負けてグアルディオラ監督との関係は変わらないと主張し、自らのチームを称えてもらったことも明かした。

「ああ、試合後に彼(グアルディオラ)と話したよ」

「いつもこんな感じだ。とても緊張するし、とても感情的になり、その瞬間にはいろいろなことが起きている。でもその後も関係は何も変わっていない」

「彼との対戦では勝ったことよりも負けたことのほうがずっと多かった。でも公平を期して言うと、直近のコミュニティ・シールドとリーグ戦で勝った今では、感覚がまったく違う。(彼は)『おめでとう、君たちは素晴らしいチームだ』と言ってくれた」

アーセナルは勝ち点「20」のリーグ2位で、3位のシティを2ポイント差で上回っている。アルテタ監督はこのまま首位争いを繰り広げつつ、終盤でシティに逆転された昨シーズンの二の舞いを避けることができるだろうか。