「アメリカに帰れ」…新たにバーミンガム率いるルーニー監督、就任後2戦2敗で早くも逆風

写真：Getty Images

バーミンガム・シティのウェイン・ルーニー監督に対する風当たりが早くも強まっている。

言わずもがな、現役時代はイングランドが誇るストライカーとして活躍したルーニー氏。今月11日にバーミンガムの指揮官就任が決まり、さっそくチャンピオンシップの2試合で指揮を振るった。

だが、その2試合をいずれも敗戦。首位のレスター・シティに勝ち点12差ながら6位につける上、2連勝中と悪くない戦いのなか、バトンを受けたわけだが、この連敗で12位まで落ち込んでしまった。

直近のハル・シティ戦はホームでの初陣だったが、それも黒星となり、イギリス『デイリー・メール』によると、試合終了のホイッスルが鳴るやいなや一部のサポーターからブーイングが飛んだという。

そのなかには「アメリカに帰れ」との罵声を浴びせる者もいたとか…。ルーニー監督としてはダービー・カウンティを率いて以来となるイングランドでの指揮だが、掴みに失敗してしまったようだ。

ハル戦後にはブーイングに「それもフットボールの一部。それを変えるには勝つしかない」と気丈に振る舞ったというルーニー監督だが、ここからサポーターの心を掴めるだろうか。