逆転V目指す横浜FMが福岡を完封!エドゥアルド復帰に得点王争いのA・ロペスはしたたか2発【明治安田J1第31節】
超ワールドサッカー / 2023年10月28日 16時7分
28日、明治安田生命J1リーグ第31節はアビスパ福岡vs横浜F・マリノスがベスト電器スタジアムで催され、アウェイの横浜FMが4-0で勝利を収めた。
8位・福岡はYBCルヴァンカップでクラブ史上初の決勝進出を果たした一方で、リーグ戦では2試合未勝利中。J1今季最多となる4失点を喫した前節の川崎フロンターレ戦からは、スタメンの変更は1枚にとどめ、田代雅也に代わって奈良竜樹が先発した。
対してAFCチャンピオンズリーグ(ACL)も並行して戦う2位・横浜FMは、勝ち点「4」差で首位ヴィッセル神戸の背中を追う。最終ラインに多数の故障者を抱えるなど逆転優勝へは試練が続くが、エドゥアルドの復帰は朗報に。また、吉尾海夏が左サイドバックで今季J1初先発を飾った。
序盤は横浜FMのボゼッションに対して強い圧力を掛けた福岡が、7分にショートカウンターから右CKを獲得し、前寛之のキックに小田逸稀が合わせる。ならばと2分後の横浜FMも、カウンター返しでエウベルが左サイドを突破し、松原健のミドルに繋がる。
攻防の激しい立ち上がりとなったが、両チームの選手が痛む時間もあり、落ち着いたトーンとなると、リスタート後のエアポケットのような瞬間に横浜FMが試合を動かす。
19分、中盤右サイドでのFKから最終ラインを経由し、エドゥアルドが左サイドの深い位置へ絶妙なロングフィードを供給すると、エウベルがラインギリギリで折り返し、ショートバウンドのクロスに対してアンデルソン・ロペス。体を倒しながら左足で面を作り、ボレーで合わせて今季20得点目を挙げた。
先手を取った横浜FMは、26分にも福岡のお株を奪うようなカウンターアタックから再びロペスがネットを揺らす。植中朝日が自陣から中央を割って持ち上がり、右を使ってヤン・マテウスはシンプルに斜めのパスを中央へ。ロペスが左足のアウトサイドでわずかに触るようにして流し込んだ。
与えたシュートチャンスは僅かながらも、複数失点を喫してしまった福岡。横浜FMが構え気味になったことで攻勢の時間も徐々に増えるなか、44分には井手口陽介の直接FKが左ポストを叩く。
両チーム選手交代なく迎えた後半は、立ち上がりに横浜FMがまたもスコアを動かす。48分、松原の縦パスに反応し、2列目から飛び出した植中がGKとの一対一を迎えると、これを冷静に流し込んだ。
福岡はたまらず2枚替えを決行し、亀川諒史とウェリントンを同時に投入。2人がフィニッシュに絡むシーンが増え、狙いを体現はしたものの、決定打を放つことはできない。
83分にはボックス手前のライン上か否かという際どい位置で山岸祐也が吉尾に倒されたシーンでも笛はならず、長いVARチェックの結果でも判定は変わらなかった。
横浜FMは後半の中盤以降、反撃を試みる福岡のパワーを受けたものの、しのぎ切って試合終了間際には宮市亮がダメ押しの追加点を奪取。決定機を確実にものにする勝負強さとクリーンシートで、連勝を飾っている。
対する福岡は、前節に続く大量失点。ドウグラス・グローリは2度目の累積警告で次節以降リーグ戦では2試合の出場停止となるなど、苦い結果となった。
アビスパ福岡 0-4 横浜F・マリノス
【横浜FM】
アンデルソン・ロペス(前19)
アンデルソン・ロペス(前25)
植中朝日(後3)
宮市亮(後45+4)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
町田の黒田監督と南葛SCの風間監督/六川亨の日本サッカーの歩み
超ワールドサッカー / 2024年7月22日 18時40分
-
J1首位・町田の無敗を「6」でストップ 横浜FM、監督交代も国立でA・ロペス&天野の2発で2連勝
FOOTBALL ZONE / 2024年7月20日 20時1分
-
キューウェル・マリノスが連敗を4でストップ、前半ラストの同点弾から鹿島相手に4発逆転勝ち【明治安田J1第23節】
超ワールドサッカー / 2024年7月14日 21時35分
-
横浜FMが5連敗回避の勝ち点3!! 鹿島に先制被弾も4発逆転勝利、西村拓真は復帰戦でゴールの起点に
ゲキサカ / 2024年7月14日 21時32分
-
G大阪が最多4発で力強い仕切り直しに成功! 横浜FMは4連敗【明治安田J1第22節】
超ワールドサッカー / 2024年7月6日 21時8分
ランキング
-
1「エアコンがなく暑い」競泳金メダリスト、選手村「劣悪環境」訴え公園に「避難」? 海外メディア衝撃
J-CASTニュース / 2024年8月5日 14時42分
-
2中国ドーピング騒動が再燃「不正なら勝利と言えない」 疑惑の2人出場→金メダルにライバルが不快感
THE ANSWER / 2024年8月5日 13時3分
-
3女子ボクシング「性別騒動」台湾選手 「彼女は100%女性アスリート」台湾五輪委員会会長断言、地元報道
J-CASTニュース / 2024年8月5日 11時55分
-
4柔道混合団体 “代表戦ガチャ”にSNS「忖度ルーレット」「ズルーレット」不満収まらず 一二三の判定には「柔道じゃなくてJUDOレスリング」
iza(イザ!) / 2024年8月5日 15時18分
-
5池江璃花子が最終レース後に医務室へ 女子メドレーリレーではアンカーでし烈な5位争いを制す パリ五輪では6レースを泳ぎきる
日テレNEWS NNN / 2024年8月5日 7時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください