ディナモ・ザグレブ金子拓郎が後半ATに劇的決勝点！リーグ戦初ゴールで逆転勝利の立役者に

写真：Getty Images

ディナモ・ザグレブのMF金子拓郎が劇的な決勝ゴールをマークした。

ディナモ・ザグレブは29日に行われたプルヴァNHL(クロアチア1部)第13節で、ホームにロコモティヴァを迎えた。金子は1点を追う57分から途中出場。1得点1アシストで、チームに逆転勝利をもたらした。

4分に先制を許すと、以降はボールを支配しながらもゴールが奪えず、ビハインドのまま後半のアディショナルタイムに突入。最終盤にようやく歓喜の瞬間を迎える。

90+4分、ディナモ・ザグレブは金子のショートコーナーを受けたマルティン・バトゥリナが右ポケットからの強烈な左足の一撃を叩き込み、土壇場で同点に追い付くと、その3分後にも再びネットを揺らす。

左サイド深い位置からロバート・リュビチッチが上げたクロスは、中央で相手に触れられてファーへ流れ、タイミング良く走り込んでいた金子のもとへ。金子はこれを力強く蹴り込み、値千金の逆転ゴールを挙げた。

7月に北海道コンサドーレ札幌からの期限付き移籍でディナモ・ザグレブへ加わった金子は、加入直後こそスタメン出場を果たしたものの、近々ではベンチスタートが続いていた。

この試合でも途中出場だったが、起用に応える決勝ゴール。9月27日の国内カップ戦で加入後初得点を挙げていたが、これがリーグ戦での初ゴールとなった。

金子の劇的逆転弾が決勝点となり、ディナモ・ザグレブは2試合ぶりの白星。7勝1分け3敗とし、消化試合数は少ないながらも3位につけている。

【動画】金子拓郎が後半ATに劇的逆転ゴール！