ダービー惨敗のユナイテッド指揮官、試合後は“シティ側の歓喜“を選手たちに聞かせていた？

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督は、マンチェスター・ダービーの惨敗後、選手たちにマンチェスター・シティ側の喜びの声を聞かせていたようだ。イギリス『サン』が報じた。

今シーズンは最終ラインの負傷者の多さやピッチ外の問題に悩まされ、プレミアリーグ開幕10試合で5勝5敗と苦しんでいるユナイテッド。29日にはシティとのダービーマッチをホームで迎え、0-3の完敗を喫していた。

テン・ハグ監督はこの試合後、オールド・トラッフォードのロッカールームに戻った選手たちに対し、アウェイ側のロッカールームにいるシティの選手たちの勝利を祝う声や、シティの選手たちを称えるアウェイファンの声を座って聞くように命じたとのこと。その後、後半のパフォーマンスについて言及し、チームを叱責したという。

もしこのダービーを勝利で終えていれば、テン・ハグ監督は選手たちにボーナス休暇を与えるつもりだったというが、実際には「なぜ自分たちがこのような結果に終わったのか」についてチームでさらなる分析を行うことになり、選手たちにはどこが悪かったかを示した個別の動画を用いた“追加の宿題“も出されることになったという。

テン・ハグ体制１年の昨シーズンはプレミアリーグ３位、EFLカップ(カラバオカップ)制覇、FAカップ準優勝と及第点以上の結果を残したユナイテッドだが、ここから立て直すことができるのだろうか。

【動画】ダービーの勝利をファンと分かち合うシティの選手たち

All smiles from Manchester City after a 3-0 Manchester Derby win! #ManCity pic.twitter.com/5RvaGd78wK

— NBC Sports Soccer (@NBCSportsSoccer) October 29, 2023