定位置確保なるか…ベレーザDF坂部幸菜、WEリーグ開幕へ向け「理子さんがいないから、ではなく…」
超ワールドサッカー / 2023年11月1日 19時55分
日テレ・東京ヴェルディベレーザのDF坂部幸菜が、WEリーグ開幕戦へ向けた意気込みを語った。
1日、東京都北区の赤羽スポーツの森公園競技場にて、日テレ・東京ヴェルディベレーザのトレーニングが一般公開された。
昨季は皇后杯を制したものの、WEリーグでは2季連続の3位に終わった東京NB。2023-24WEリーグは11日から12日にかけて開幕節が行われ、東京NBは12日に味の素フィールド西が丘でAC長野パルセイロ・レディースと対戦する。
捲土重来を期する東京NBの公開練習は、ホームタウンの1つである北区の主催で行われた。
ボールを使ったトレーニングではフリーマンの数を変更しながらのボール回しなどが行われ、GK陣は連続したシュートに対するセービングのほか、ハイボール処理時のステップや姿勢の確認にも注力。暑いとさえ感じた秋晴れの下のトレーニングは、8対8のハーフコートのミニゲームで幕を閉じた。
多様なアタッカー陣が注目される東京NBだが、守備陣にもベテランの岩清水梓やキャプテンの村松智子、新加入の船木和夏に長期離脱から復帰の松田紫野と個性が揃う。
その中でもポジション争いの渦中、DF坂部幸菜に話を聞いた。
東京NBの育成組織であるメニーナ出身の20歳は、2021-22シーズンに2種登録選手としてWEリーグデビュー。2021年度の皇后杯では大躍進したメニーナのキャプテンとして、INAC神戸レオネッサや大宮アルディージャVENTUSを下してのベスト4入りに貢献していた。
2022年1月にトップチームへの昇格が発表され、昨季はリーグ戦のラスト5試合を先発フル出場と機会を掴み、初ゴールもマークしている。一方で、2023-24WEリーグカップでは開幕2試合に出場し、チームも2連勝を飾ったが、以降3試合ではベンチを温めることに。この間、チームも1分け2敗と未勝利に終わり、決勝進出を逃していた。
「(カップ戦は)優勝を目指してやってきた中で、得点力が(植木)理子さんがいなくなって低くなってしまった。「誰かが点を取る」ではなくて、みんながゴールを取るっていう意識を持ちながら、失点も多かったので失点しないっていう部分と得点力を上げられるようトレーニングをしています」と、リーグ開幕へ向けて修正を施している。
「理子さんは1枚だけじゃなくて、2枚3枚と(ボールホルダーを)追ってくれていて、後ろとしてはコースが限定されている中での守備だったのでやりやすかったです。けど、理子さんがいなくなったからそれができない、ではなくて、自分たち後ろ(の選手)が前の人に声をかけて同じような守備をやれるようにしていきたい」
「(試合には)去年の最後の方から出させてもらって、自分が出た試合は点を決められないことをもちろん意識してやっていますが、カップ戦も失点してしまっているので、最後のボールにいくところとかも、しっかりもっとやっていきたいと思います」
東京NBには今季から松田岳夫監督が就任。守備ではチャレンジ&カバーの意識がより高くなったことをうかがわせる。
「(守備の仕方は)基本的にはあまり変わっていないですけど、もう1人のセンターバックとの連携、1人が出た時にカバーっていう意識は松田さんになって強くなって、ちょっと走る距離が増えています。前線の選手が結構前からいくからこその後ろのリスク管理などは、もっと徹底していきたいと思っています」
ビルドアップの面でも、前に付けるパスについて「一番(理想的なの)は自分のパスからゴールにつながる形だと思うので、攻撃につながる1発のパスっていうのは意識しながらやってはいます」と狙いを見せる。
リーグ戦の開幕へ向けては、あらためて「まずは目の前の一戦一戦を大切にして、自分としては失点をしないで勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「悶々」→「やってやろう」先発抜擢でなでしこ“新ピース”へ OG岩清水が見た2つの“好材料”【見解】
FOOTBALL ZONE / 2024年8月3日 7時30分
-
三笘薫の「強引さが目立った」 ブライトンに対抗…J1昇格クラブが得た“怪我の功名”とは【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年8月1日 13時30分
-
日本戦で守備が「まるで昼寝していたかのよう」 五輪敗退で断罪「必ず報いを受ける」
FOOTBALL ZONE / 2024年8月1日 6時10分
-
戦列復帰した東京Vの森田晃樹、3戦ぶり勝利狙う福岡戦へ「しっかり勝ち点3を取れるように」
超ワールドサッカー / 2024年7月19日 20時0分
-
“8か月ぶり”の『We are green』。青森山田が“山田らしく”守り勝ち、涙と笑顔の今季ホーム戦初白星!
ゲキサカ / 2024年7月7日 21時6分
ランキング
-
1体操・岡慎之助、3つ目メダルにネット沸騰「ビタ着の慎之助 まあ、美しい!」、「まるでシンデレラボーイ」の声
スポーツ報知 / 2024年8月5日 19時53分
-
2岡慎之助、平行棒で銅メダル!日本勢の夏冬五輪通算600個目 「日本の宝」が今大会3個目
スポーツ報知 / 2024年8月5日 19時21分
-
3五輪史上空前の100m決勝から日本のアニメが全世界に発信 日本人感激「天国の鳥山明先生もニッコリ」
THE ANSWER / 2024年8月5日 15時3分
-
4岡慎之助、鉄棒でも金「奇跡ですね」「サイコー!」日本男子52年ぶり体操3冠 団体&個人総合&鉄棒V 1大会メダル4個
スポーツ報知 / 2024年8月5日 21時23分
-
5柔道混合団体 “代表戦ガチャ”にSNS「忖度ルーレット」「ズルーレット」不満収まらず 一二三の判定には「柔道じゃなくてJUDOレスリング」
iza(イザ!) / 2024年8月5日 15時18分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください