活動停止中も移籍の噂続くFWトニー、1月の退団希望をブレントフォードに伝達済みか

写真：Getty Images

活動停止中のイングランド代表FWイヴァン・トニー(27)がブレントフォード退団へと動いているようだ。イギリス『90min』が報じた。

昨シーズンはプレミアリーグで20ゴールを決め、イングランド代表デビューも飾ったトニー。しかし、今年5月には賭博規則違反により8カ月の出場停止処分が下っていた。

2024年1月に活動を再開する予定のこのストライカーには、かねてからアーセナルやチェルシーが関心を示しているという噂が。最近では、ブレントフォードがトニーに8000万ポンド(約146億9000万円)の値札をつけているとイギリス『イブニング・スタンダード』が報じていた。

『90min』によると、トニーはすでに冬の移籍市場が開いたら退団したいという意思をクラブ側に伝えているようで、ブレントフォードが8000万ポンドの移籍金を要求するという話にはショックを受けているとのこと。1月の移籍を推し進めるため、クラブへの説得を試みる構えだという。

また、トニーの代理人はすでにアーセナルやチェルシーと会談を行っている模様。両クラブともに取引に選手を含めることで、移籍金額を下げたいというアイデアも持っているようだ。

なお、ブレントフォードとトニーの現行契約は2025年6月まで。ブレントフォードが希望しているような額でトニーを売却できる時間は限られている。